児来也 風雲録のジャケット写真

歌詞

血税

児来也

土足で上がり込む

強い神様の声

溺れかけた鼠達が

ワラを掴み合ってる

見え透いた絶望と、

底無しの欲望と、

ありふれた孤独を、

満足気にひけらかす

飴とムチとをバラ撒いて

役立たず供を手懐けろ

バカと鋏は使い用、

覚えたばかりの合言葉

「正義の代償!」

「権利の象徴!」

「平和の勲章!」

「愛の不感症!」

「正義の代償!」

「権利の象徴!」

「平和の勲章!」

「愛の不感症!」

くれてやる分の手を汚せ!

夜毎に夢の中で

吹き込まれた言葉が

目を覚まして空を見ても

耳に絡み付いている

「信じるものは救われる、汝の敵を愛せよ」と

弱気な頭を支えれば

足元ばかりがすくわれる

「正義の代償!」

「権利の象徴!」

「平和の勲章!」

「愛の不感症!」

「正義の代償!」

「権利の象徴!」

「平和の勲章!」

「愛の不感症!

「正義の代償!」

「権利の象徴!」

「平和の勲章!」

「愛の不感症!

「正義の代償!」

「権利の象徴!」

「平和の勲章!」

「愛の不感症!

くれてやる分の手を汚せ!

くれてやる分の血を流せ!

  • 作詞

    志田 イタル

  • 作曲

    志田 イタル

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80年代から活動しているパンクバンド「児来也」の1995年から2010年までの間にリリースされた音源集。サウンド面では洋楽、邦楽を問わず初期パンクからハードコア、オルタナティブと言われているような音楽全般に影響を受けながら、歌詞は日本語による語感、リズム等に拘っている。「人間牧場」等、初期の音源は比較的ポップで軽いノリのパンク・ロックになっているが、年を追うごとにサウンド、歌詞、共に激しくなって行く。吉田拓郎の「今日まで そして明日から」のカバー、ライブ音源2曲も収録。

アーティスト情報

  • 児来也

    80年代からアンダーグラウンドで活動し続けている、昭和の生き残りパンクバンド。The Stalin、INU(町田町蔵)、頭脳警察、村八分等、リアルな"PUNK"としてあるべき日本語の歌詞に拘ったスタイルのバンドやアーティストに影響を受けている。

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