Lyric

乾いた光を縫って　変わり映えない街抜けて

君が待っている方へ　これ以上ないような瞬間を

壊れかけた世界の上　零れ落ちたさようならを

もう一度だけ君が待っている方へ

歩いていければいい

乾いた光を縫って　これ以上ないような瞬間を

透明な砂漠に至って　ただ空を仰いでいる

君が待っているから　僕は僕でいられるんだよ

すべては　流れ着いた今から　始めよう

誰もが　軋む過去を　越えて

乾いた光を縫って　これ以上ないような瞬間を

誰がどう言ったって　嘲笑ったって

揺蕩うように唄っていく

それさえ成れば

奇跡なんてもう、見向きもしないよ

針が回って　丘陵を経て

見るもの全部変わっていく

未だ見ぬ明日の　イメージのない　君の方へと