歌詞

SMIRE「しあわせのうた」
― 夏の風に包まれて、心が笑顔になるハートフルソング ―
潮風がそっと頬をなで、青空に笑顔が咲く瞬間。
きらめく波間に映るのは、今日という日だけが持つ、小さな幸せのかけら。
SMIREの新曲「しあわせのうた」は、そんな一瞬をやさしくすくい上げ、鮮やかな音の景色として届けてくれます。
この曲は、夏の暑さをふっと癒やしてくれるような爽やかさと、聴く人の胸にじんわり広がる温かさを併せ持っています。
波のきらめきや風の匂い、夕暮れの浜辺で交わす他愛ない会話まで、五感で感じられる情景が軽やかなメロディの中に広がります。
聴き終えたあと、まるで本当に海辺を歩いてきたような、心地よい余韻が残るはずです。

夏の風景と心が溶け合う物語
イントロに描かれる潮風と青空のイメージが、一瞬で夏の海辺へと連れ出します。
「きらめく波間に映る今日の幸せのかけら」という一節は、日常の中でふと立ち止まったときに見つける小さな喜びを思い出させてくれるでしょう。
1番では、やわらかな陽射しの中、手をつないで歩く道に揺れるひまわりが描かれ、そばにいる人と過ごす時間の愛おしさがにじみ出ています。
プリコーラスでは、「もしも心が迷っても、この空がきっと導いてくれる」という言葉が、夏空とともに背中を押してくれるように響きます。

「一緒に歌おう」という約束
サビでは、「しあわせのうたを君と歌おう」というまっすぐな呼びかけが胸を打ちます。
太陽の下で響きあうメロディは、まるで手を取り合うように聴く人を包み込み、心を軽くしてくれるのです。
アコースティックギターの軽やかな音色、やさしいピアノ、ふんわりと広がるストリングスが重なり、光に包まれた空気が広がります。
2番では、夕暮れの浜辺での会話や遠くの花火の音が情景として浮かび、昼から夜へ移ろう夏の時間が鮮やかに描かれます。
月明かりの下で寄り添うハーモニーは、心の奥にあるやさしい感情をそっと呼び覚まします。

色あせない夏の記憶
ブリッジでは、「季節が過ぎても色あせない今日の景色と君の声」と歌い、時間を超えて残る思い出の力を描き出します。
それは、ただの記憶ではなく、迷ったときに立ち戻れる場所として心に刻まれていくもの。
ファイナルサビでは、「どこにいても心はそばにいる」という確信が、夏の終わりに感じる切なさと温もりを同時に運びます。
聴いているあなたも、この言葉にきっと心を預けたくなるでしょう。

SMIREの声が運ぶ夏のぬくもり
SMIREの声は、真夏の青空のように澄みきっていながら、心の奥までやさしく届く温度を持っています。
高音では伸びやかに広がる解放感を、低音では寄り添うような安心感を感じさせ、聴く人の感情に自然に溶け込みます。
その歌声には、大切な時間を愛おしむ気持ちと、その瞬間を永遠に留めたいと願う想いが息づいています。

聴いた瞬間、笑顔になれる一曲
「しあわせのうた」は、恋人、家族、友人――大切な誰かと過ごす夏の情景を呼び覚まします。
それは海辺を歩く時間かもしれませんし、夜空に咲く花火かもしれません。
聴く人それぞれの心にある「幸せのかたち」を静かに映し出し、何気ない一瞬を特別なものへと変えていきます。
夏の暑さも、潮風の涼しさも、隣にいる人の存在も――すべてが愛おしく感じられる瞬間を、この曲はやさしく運んでくれるでしょう。
あなたの心にも、この夏のしあわせがそっと灯ることを願っています。