The Last Doorのジャケット写真

歌詞

ほころび

ドラムスコ

夕暮れの 街路樹が 赤い雨を 落として

歩道に 散らばった 色は 言葉に なれず 消えた

触れられない 面影を 追いかける たびに

風の中で 胸が 軋んだ

季節は何も 知らない顔で

僕を 追い越していく

なくして 知った かけがえの ないもの

路地裏の あかりが 静かに 揺れて

絶望 さえも 生きてきた 証

影を 連れて 夜に 進む

凍りついた 窓 硝子に 君の息を 探して

映らない 笑顔の 跡を 指先で なぞってた

白い息は 空に舞い 溶けて 消えていく

僕の声も 届かぬ ままで

それでも ときは 静かに

未来だけを 運んでいく

なくして 知った 優しさの 意味を

街灯の 下で まだ 探してる

砕けた 夢の欠片を 抱いて

歩き出すしか ないから

夜明け前の 街に 残る

冷たい 光が 背中を 押す

なくして 知った かけがえの ないもの

涙 さえも 景色に 溶けて

絶望の まま 季節は 巡って

それでも 未来は 来る──

  • 作詞者

    ドラムスコ

  • 作曲者

    ドラムスコ

  • プロデューサー

    ドラムスコ

  • マスタリングエンジニア

    ドラムスコ

  • グラフィックデザイン

    ドラムスコ

  • ドラム

    ドラムスコ

The Last Doorのジャケット写真

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アルバム名:The Last Door
作詞作曲:ドラムスコ

恋人を失った現実を受け止められず、
当たり前だった日常や温もりが消えてしまった苦しさを歌った失恋バラード。
静かな悲しみから、サビでは感情が爆発するように激しく心を叫ぶ曲。
ほか、悲しい不安など負の感情を形にしました。

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