川に浮かぶ一枚の葉は
ゆっくり揺れながら
流れていく
川に浮かぶ一枚の葉は
ゆっくり揺れながら
流れていく
少しずつ遠ざかる葉に
小さく手を振り
その手で 目を隠した
間に合わなかった
かけたかった言葉
この人生で一番
たいせつな瞬間は
指のあいだを すりぬけて
もう どこかへ行ってしまった
帰りたい あの場所に帰りたい
帰りたい
本当に帰りたくてしょうがない
懐かしい畦道
きっと夏には また
ヒマワリの花が咲く
どうか ゆっくり行ってくれ
結局 何もできずに その日を迎えた
そして 今も 何も だから どうか
人は ひとりだと
どうせ人はひとりだと言うのなら
ぼくは ひとりぼっちの
きみのそばで
誰よりもそばで
ひとりぼっちに なりたかった
帰りたい あの頃に帰りたい
帰りたい
本当に帰りたくてしょうがない
懐かしい畦道
この夏も また
ヒマワリの花が咲いた
きみの墓にも ひとつ 供えたんだ
明るい色のヒマワリは
まっすぐ 朝の日射しに
向き合っている
まっすぐ 向き合っている
- 作詞
奈良 樹
- 作曲
奈良 樹
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