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歌詞

樹海のおとしもの

MZMZ

野ざらしにされ

苔と泥にまみれ

土に還り 忘れてく

手から こぼれ落ちた

大事な手紙

ずっと持っていなければ

いけないものだった

家路がどこかわからなくて

歩くのも立ち止まるのも

もう疲れた

今より少しでも良くなるために

必死に考えて

いろんなことをやってきた

でも 全部 だめだった

もう 嫌になっちゃったんだ

どこにも居たくないし

どこにも行きたくないんだ

何もかも嫌になったんだ

蝉の声は聞こえない

出口は見つからない

君が書いてくれた大事な手紙

ひとりで読み始めて

読み終わった後も

やっぱり ひとりだった

飛行機雲を追いかけて

何度も迷子になっていた

今いるべき場所にいる

どうせ 本当はただそれだけなんだ

あの頃

ぼくたちがいた場所で

若い人が何かを

始めたら嬉しい

でも 年をとった人が

何かをやり直したら

もっと嬉しい

ぼくたちはもう二度と

やり直すことができないから

手から こぼれ落ちたものを

もう探しに戻る気は ないから

せめて この声を風にのせ

ずっと 遠くへ

ずっと 遠くへ

届けて

届けて

ずっと 遠くへ

届け

  • 作詞

    奈良 樹

  • 作曲

    奈良 樹

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