HANABI (ver.1218) Front Cover

Lyric

HANABI (ver.1218)

NiCO.i.

月明かりでできた二人の影

膝を抱えて空を見てた

自転車に君をのせて土手へと走る

静かに虫の音

あそこへ行ってみたいって

夜空の星を指す

じゃぁ僕が連れて行ってあげるよ

君がそっと微笑む

なんの疑いもなく

寄り添った二人

その瞬間に

打ち上がる花火

星をかき消して

僕らが描く未来を照らし出して

鮮やかに僕の頭に焼きついた

色褪せない夏の日

消えかかる花火のはかない熱のように

薄れゆくふたつの光

君の言葉ひとつひとつがトゲとなり

いつかいびつな形になって触れる君を傷つけた

打ち上がる花火も君の声も

だんだん聞こえなくなって

君をそっと見上げた

夕日が沈む頃の

泣きつかれた虫の声のように

君は泣き出した

それでも

打ち上がる花火

君をかき消して

僕が描いた未来を吹き飛ばして

鮮やかに僕の頭に焼きついた

色褪せない

まして消えるはずもない記憶

打ち上がる花火が夏空に大きな穴を開けて

並走する並行宇宙

君と幸せになる世界を探して

かまわず飛び込む時空の音

僕は他の世界へ逃げ出すことにした

また

夜空を見上げる僕ら

君は指さして言う

その瞬間に

君の傍らに花火

音もかき消して

僕らがいるこの世界を照らして

密やかに

瞼の裏に焼きついた

僕が選んだ未来

  • Lyricist

    NiCO.i.

  • Composer

    NiCO.i.

  • Producer

    NiCO.i.

  • Programming

    NiCO.i.

HANABI (ver.1218) Front Cover

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