besa Front Cover

Lyric

besa

SatomuraTsukasa, toulavi

眼球は迷彩式

裸になったなら少し恥ずかしい

親指抜けた皮から汗がたらり

透明な血管からたらりたらり落ちこぼす

氷霧に長時間触れると

海か陸のわからんこの星の

表層から見て取れるよう

赤い赤い赤い時々青い空の下で武者震い

カバンの中身 煙突の外見

不甲斐ない朝に揺れている

時間管理塔から波はドミノ倒し

月までは空で手が届く距離

尾羽根が感電するから緩いサドルをしめ直す

勝って兜の緒を引く

突き刺す臓の感触を忘れ遅れ慈しむんだ

風上で砂や埃を撒く

そうして着いた柄も紙が頓着

焼け跡に残る事実

口伝される行方は知れず

ぶら下げ降る鬼の面と

アルビノな血より薄い白

濁る壁と窓

懐かしさは野生超越のポルノ

神隠しのままで打ち上がる浜

ひしゃげたガラスに触れる人差し指

濡れるランプ結露で点くガードレール

三角で囲う四角

透ける翅が最後の食卓

濃口の醤油

蓋をする異臭

焼かれた森を歓喜する猿が拾った

腐り水に浸かる永久凍土

長い薬指が嘯く底

濡れる梅に腐る桜春も来ないまま

フランケンシュタインが悲しんだ

異論は無いが信用も無い

腹の底の暗闇が怖かった

ナイフ持って暴れる老人会

球の守りは実寸大

上洛して奪い合う官位

お前の視界は脂に汚れている

次にめくるカードと、そこに賭ける金を俺としてくれ

次に歯軋りをして、俺が間違いだったと笑ってくれ

閃光に食らう染色体

現行に立ち会い

繋ぐ界面活性剤

限度額内限界の外界の世界観の快感を

互い違いに一番に歓喜感嘆

涙が連れる重力を

溝にほどかれほつれ枯れる方法

一子相伝の篝火を巻き取れよ

  • Lyricist

    SatomuraTsukasa, toulavi

  • Composer

    toulavi

  • Producer

    toulavi

  • Vocals

    toulavi

  • Rap

    SatomuraTsukasa

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SatomuraTsukasa, toulavi

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