歌詞

葛藤を滲ませ

街並みを颯爽と駆け抜ける

開けるパワーウインドウ

手を添えるハンドル

夜風が車窓を吹き抜ける

胸に空いた穴を照らす街灯

揺れ動く気持ちにサーチライトを

虚しさに覆われたCertain Night

A Certain Night

熱りが冷めない夜

不甲斐ない自分

何一つ出来やしなくて

頭を悩ましているだけで

もう夜が更ける

何をどうすれば良いのかくらいは分かる

でも思い通りに出来るほど

この世の中は甘くねー

正しいと信じ選び抜いてきた選択肢

間違いでもいいとさえ

思わせる幻惑に膝をつく

今もすぐその事ばかり

考えてしまうようになった

盲目　自分で目隠し

距離を近く感じる時もあるが

実際は遥か遠く

手を伸ばしても届きそうで届かない

積み重ねてきた月日は元には戻らない

きっとハッピーエンドでは

終わる事の出来ない物語

翻弄される心はささくれ

ロマンチックで煌びやかな

夜景を横目にやさぐれる

齷齪としても無駄

ただ想いが溢れる

傷だらけの車に乗って

踏み込んだアクセル

葛藤を滲ませ

街並みを颯爽と駆け抜ける

開けるパワーウインドウ

手を添えるハンドル

夜風が車窓を吹き抜ける

胸に空いた穴を照らす街灯

揺れ動く気持ちにサーチライトを

虚しさに覆われたCertain Night

A Certain Night

熱りが冷めない夜

気が付けば惹かれていた

唯一無二

今まで出会った事がない的な

自分にとっては多分

いや、きっと最適だ

自然とこの平凡な人生の中に入ってきた

だがのめり込むほど

諦めた時に傷は深くなる

目の前の現実と

向き合うほど辛くなる

冷静と情熱の間をひたすらに揺蕩う

どうせ無理だと知っていても

まだ追い求めたくなる

いい歳こいた大人が

何かしらの期待を抱いて

詩に込める言霊

自分なりの愛を

ビートの上にのせる愚かさ

誰も気付きはしないよ

頭では分かってる

「こんな事はやめないと」って

誓いを立てた事が足枷

風を浴びながら

独り胸の内を確かめる

気持ちを靡かせ

何も変わらない明日へ

まだ帰りたくないから

下道を走らせる

葛藤を滲ませ

街並みを颯爽と駆け抜ける

開けるパワーウインドウ

手を添えるハンドル

夜風が車窓を吹き抜ける

胸に空いた穴を照らす街灯

揺れ動く気持ちにサーチライトを

虚しさに覆われたCertain Night

A Certain Night

熱りが冷めない夜