『君を抱いた海』のジャケット写真

『君を抱いた海』

トラックリスト

  • Play music

※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。

『君を抱いた海』

このタイトルは、もう一つの楽曲『君が泣いた海』と対になる構成であり、深くつながった物語性を持っています。

『君が泣いた海』は、命の終わりを前にした女性の想いが描かれた曲。限られた時間の中で、大切な人に別れを告げようとする苦しみと、愛する人への深い祈りが静かに綴られています。

そしてこの『君を抱いた海』は、その女性を見送る男性の視点で書かれた曲です。失われてゆく日々の中で、彼は「守る」ことさえ叶わない無力さに打ちひしがれながらも、彼女の希望でありたいと願い続けます。

2つの楽曲が交差する“海”は、
彼女が涙を流した場所(君が泣いた海)
彼がそのすべてを抱きしめた場所(君を抱いた海)

として描かれており、まるでひとつの永遠の誓いを浮かべる舞台のように存在します。
ドラマ『余命わずか』からインスピレーションを受けたこの物語は、限られた命の中でも、人は誰かを想い、愛し続けることができるという希望を込めて作られました。