Lyric

くだらない期待はもう断ってんだ

死骸の灰に誓ってんだ

次第に僕は答えを持った

君は君だけ

思考の由来が揺らいだって

肢体の舞が名代だって

見たい世界も未来も全部君に重ねた

曖昧になっていった正体の定義

傀儡に見出した心臓はどこ？

ただ君が呼吸していることがまた僕を生き延びさせた

だからずっと笑って欲しくて

君の何かを担っていたいち歯車がいなくなって

それこそが君だって今叫んだってもう届かない

放て祈り

放たれた祈りは想定外へ

声に乗った感情が今

響いて伝播していく

「君は君だけ」

また1人1人集まって

言葉の意味が溶け出していく

唱えるだけで瞬間きっと

誰もが多数派

戸惑って注釈して収集を図った

祈りから形変えて

さあ　願えよ

ただ君が呼吸していることを　それだけを祈ったのに僕は

その意味を理解していなかった

いち歯車だった意志から自我が表出するまで時間はかからなかった

叫んだってもう止まらない答えは

幾つもの意志混ざり合って君はひとつを成していた

わかりきっていたはずなのに

人が変わっていくように君も変わっていくだけ

それだけ

ただ君が呼吸していることを 祈ったその末路まで

先頭で見届けたいと思った

自我に目覚めた歯車を新たな巫女に担ぐのは

さほど難しくなかった

果たしたその祈りが救ったのは

全てが終わったその陰で笑ったのは誰