

にゃあ (にゃあ)
誰も振り向かない 路地の隅
それで いい
名前もねえ 模様もねえ 灰色の生まれ
段ボールが城 雨の音が子守唄
余ったパンの耳 それが俺のディナー
塀の上が舞台 野良には野良の流儀があんだ
飼われる気はねえ 首輪なんざ重てえ
咲く気もねえ 選ばれる柄でもねえ
日陰がお似合い そう言い聞かせて生きてきた
誰の朝にもならねえ そう決めて 今日も明けた
そんな路地に ひとりだけ
毎朝 来る人がいた
皺の手で パンを置いて
おはよう (おはよう)
咲かない みたいだ (にゃあ、にゃあ)
灰色の 路地で
咲かない みたいだ (ほら、ほら)
それで あたたかい
パンのにおい あの声
それだけで いいんだ
朝が 降りてくる (降りてくる)
春が抜け 夏が抜け 季節は流れてく
雨のにおい 雪のつめたさ 全部覚えてく
変わらず あの人 同じ角を曲がってくる
名は呼ばねえ けど 確かに俺を呼んでた
「おいで」「ほら」 名のねえあだ名 それで十分
痩せた背中 少しずつ 丸くなってく日々
歩幅は ゆっくり ゆっくり 遠くなってく
それでも パンは いつもの場所 欠かさず置いてく
ある朝 あの人が
俺を じっと 見つめて
皺の顔 くしゃっと崩して
笑って 言った
「あんたが 来ると ねえ
この路地に 花が
咲いた みたいだねえ」
咲いてない つもりだった
咲かなくていいと 思ってた
誰かには ずっと
ずっと——
咲いた みたいだ (咲いた、咲いた)
灰色の 路地に
咲いた みたいだ (ほら、ほら)
あの人の そばで
咲いて いいんだ いいんだ
咲いて いいんだ いいんだ
朝が 降りてくる (降りてくる)
いつか あの角を
誰も曲がらなくなる日が 来ても
俺はここで咲く 根を張って
次の寂しいやつの 朝になる
にゃあ (にゃあ)
花の 場所で
- Lyricist
Jurno
- Composer
Jurno
- Producer
Jurno
- Other Instruments
Jurno

Listen to Like It Bloomed by Jurno
Streaming / Download
- ⚫︎
Like It Bloomed
Jurno
E
Artist Profile
Jurno
Jurno is a next generation artist creating music with AI technology. Specializing in rock, ballads, pop, and anime-inspired songs, Jurno focuses on delivering melodies and lyrics that bring healing and comfort. From songwriting to vocal production, Jurno creates a unique sound that is both nostalgic and fresh. Sharing music with listeners worldwide, with a special focus on audiences in Taiwan.
Jurnoの他のリリース



