Lyric

やっと出会えたあなたは消えてゆく　時の彼方へ

追いかける私の脚はもつれて進まない。

もどかしく霧が流れる　草原の向こうへ

追いかけてもあなたは逃げる　いつも

夢の最期はたえず切なく　二度と会えないことを知る

目覚めればそこはいつも　くりかえしの日々

隔てたパラレルワールド　出会える日は無い

夢とうつつのさかい　叫んで　叫んで　呼び止める

幻想は甘く　頼りない手触り　しずくとなり消える

草原は朝露に濡れ鳥たちは歌う　光の中あなたは消える

いつも　目覚めはせつなく

巡り会いはさだめにながされて　彼方へきえる

霧は渦巻いて行く手妨げ　私は止まる

もどかしく時が流れる　二人を隔てて

追いかけてもあなたは逃げる　いつも

目覚めの朝は突然に来て　二度と会えないことを知る

目覚めればそこはいつも　くりかえしの日々

交差点にはたくさんの人　出会える日は無い

雑踏の中で声をかける　大声で叫び　貴男を呼び止める

現実は重く　のしかかる空気　喧噪の中に夢は消える

鳥たちはもういない　信号機が変わり　私は歩き出すこの現実に

いつも　目覚めはせつない