Unfinished Landscapesのジャケット写真

歌詞

山紫水明

Yonta's Music Journey

駅から歩く あの細道

子どもの頃に駆けた坂道

朝露 光る田んぼの稲

今も変わらず 風が揺らしてる

時は流れ 都会の隅で

忘れかけてた声がする

名もない花が咲いていた

故郷(ふるさと)のように そこにただ

山紫水明 包まれてた

何もなかった でも全部あった

川の音 空の青

あの日の僕が 手を振ってる

忘れないよ 君と見た

景色は胸に 今も光る

帰る場所が ここにある

優しさの中で また笑える

畔道沿い 咲いてた彼岸花

土手で寝転び 数えた雲

家の縁側 風鈴が鳴る

祖母の声が 夕暮れに溶けた

人混みばかりの毎日で

見えなくなってた空がある

目を閉じれば蘇る

あの日の音と 君の笑顔

山紫水明 ただいまと

つぶやく声が 風に溶けた

流れる川 戻れぬ日

だけど心は まだ続いてる

またいつか 君とここで

笑える日々が来るように

今を生きる 強さ持ち

歩いていこう この景色と

ふと立ち止まる坂の途中

背中押した 蝉の声

失くしたものも 出逢えた日々も

すべては今に つながってた

山紫水明 忘れない

優しさに包まれてた日々

涙さえ 愛おしく

君と見た空 今も続く

帰る場所が ここにある

それだけで 強くなれる

山紫水明 心に

いつまでも 咲いてる

  • 作詞者

    Yonta's Music Journey

  • 作曲者

    Yonta's Music Journey

  • プロデューサー

    Yonta's Music Journey

  • プログラミング

    Yonta's Music Journey

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四季の情景と、心の揺らぎを丁寧に描いた8つの物語。
「未完の響き」から始まり、「声が届くなら」で静かに幕を下ろすこの作品は、愛、喪失、再生、そして祈りを織り交ぜながら、ひとりの内面世界を巡る旅を描いています。
日常の中にある「気づき」と「希望」を、やさしく、力強く届けたい――そんな思いを込めたアルバムです。

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