歌詞

静かな夜に君の声がした

まるで夢の中の残響みたいだった

街の灯りじゃ隠せない傷

騒がしい日々の中、心は静か

あの頃の俺は足りなくて

愛を前に、逃げることで精一杯で

俺が背を向けた夜

君はどれだけ泣いたんだろう

守るふりして閉ざした壁

今はその冷たさが 俺を責める

届かない言葉を 書き殴る夜

唯一失った、大切な人へ

言えなかった想いが胸を刺す

今も君で 心が痛む

時が過ぎても 消えない真実

あの日のままの俺らがここにいる

紙みたいな街の中で

誇りが燃やした未来の欠片

笑っても 虚しさ抱えてないか？

割れた画面 越しの孤独

全部捨ててもいいと思った

あの夜に ただ会えたなら

届かない言葉を 書き殴る夜

唯一失った、大切な人へ

言えなかった想いが胸を刺す

今も君で 心が痛む

強くなりたくて 傷を隠した

でも本物の心は 壊れてく

夢の中ならまだ生きてる

壊れたままのふたりの願い

寒い夜に届くか この声が

今も消えない 君というあかり

雨に打たれても 消せない炎

もう一度だけ 焼かれてもいい

空に向けて叫ぶ 最後の言葉

祈りのような 不器用なさよなら

君を失って 本当の俺を知った

若さの亡霊に 今も取り憑かれたまま

たとえ世界が 忘れても

俺だけは覚えてる この痛みと