歌詞

遠くで咲いた花火の様に

出されるままを眺めるばかり

小さい方を選んでみたけれど

昨日までは何だった？

まあるく咲いた向日葵の花

大きく咲いた向日葵の花

退けられて忘れられる前に

捨て台詞を聞いてくれ

困った顔で呆れた様に

佇む様を笑って見てる

鮮やかすぎて答えに詰まるけど

明後日まで起きている

対角線を渡る花弁

黄色い線を越えて転がる

夕陽に咲いた艶やかさ一筋

暗がりに揺れて回る

赤い夕陽のまあるい所両手を添えてそのままで

待ちわびた夜静かに光る柔らかい花咲いている

言いたくなって言えない様な

言葉を探し時間が過ぎて

逃げ場はどうも見つかりそうもない

放って置いた世界には

東西線の電車を降りて

桜の下を歩いていると

見上げた夜空並んでいるビルが

笑いながら踊っている

叶わぬように願った様な

言葉は不意に遠くへ消えた

わからぬ様に思い出は逃げ出す

許しを請う目を覆う

儚い夢の終わりが来ると

宴の後の感動を呼ぶ

頬杖ついて目を閉じるとそこで

流れて行くものが有る

輝く時の明るい兆し何をしようかな少しずつ

風が止んだら空に浮かぶ月新しい声響かずに

赤い夕陽のまあるい所両手を添えてそのままで

待ちわびた夜静かに光る柔らかい花咲いている