

快速特急のドアが開いて
誰もいなくなった三浦海岸
ポケットの底の冷えた小銭と
昨日の自分を置いていく
小松ヶ池へと続く坂道
秋風が枝を揺らしてる
早咲きの花が咲く頃まで
僕らはここで息を潜める
「何者にもなれなかった」なんて
まだ靴紐も結んでないだろう
線路沿いのフェンスを掴んで
赤くかすむ視界を拭った
僕らはまだ走れるかい
誰かの引いた白線の向こう
笑われたって 躓いたって
重たい足で砂を蹴り上げて行け
ポケットの中で握りしめた拳は
まだ何ひとつ諦めちゃいない
線路を軋ませ飛び去っていく
赤い電車のテールランプ
ため息混じりの言い訳なんて
寄せては返す波に全部呑み込ませろ
冬を越えれば春が来るって
誰の言葉も信じないけど
泥だらけの靴のままでいい
ここから始めようぜ
僕らはまだ歌えるかい
擦りむいた膝の痛みを連れて
泣きそうな夜も 情けない朝も
全部抱えて光の射す方へ
冷たい風を正面から吸い込んで
明日のドアを蹴破りに行け
夜が明けていく
水平線の先へ
転がり続けるのさ
- 作詞者
牧野バンド
- 作曲者
牧野バンド
- プロデューサー
牧野バンド
- ボーカル
牧野バンド

牧野バンド の“三浦海岸ウィナー”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
三浦海岸ウィナー
牧野バンド
【New Release】
牧野バンド - 『三浦海岸ウィナー』
2000年代の日本のオルタナティブ・ロックやパワーポップの初期衝動を宿した、牧野バンドの最新シングル『三浦海岸ウィナー』が配信スタート!
BPM163でがむしゃらに駆け抜けるドラムと小気味よいギターリフ、そしてどこか不器用でエモーショナルな歌声が織りなすストレートなロックナンバー。
「快速特急のドアが開いて / 誰もいなくなった三浦海岸」「泥だらけの靴のままでいい / ここから始めようぜ」――何者にもなれずに立ち止まりそうな背中を、泥臭くも力強いビートで押し出してくれる一曲です。
秋風揺れる小松ヶ池の水辺と、遠くを走り抜ける赤い電車のテールランプ。
挫折や葛藤を抱えながらも前を向くすべての人へ届ける、不屈のパワーポップアンセム!
各種サブスクリプションサービスにて配信中。ぜひお聴きください!
アーティスト情報
牧野バンド
郷愁を誘うメロディと唸るファズギター。2000年代ジャパニーズ・オルタナティブ/インディーロックの衝動を現代に鳴らすロックバンド「牧野バンド」。京都の情景や文学的な心象風景を、歪んだディストーションとエモーショナルなアンサンブルに乗せて描き出す。
牧野バンドの他のリリース

