

瓦版(かわらばん)のインクが 乾く暇もない速度で 昨夜の「真実」が 路地裏で取引されている 化けの皮を被った 紳士淑女のパレードさ 尻尾が見えてるよ そこのロマンチスト 密造酒(ムーンシャイン)のボトルに 映り込んだ月は 誰かが齧(かじ)ったあとみたいに 歪んで笑う
言葉遊び(ワードプレイ)の迷路で 君は迷子 「好き」も「嫌い」も ここではただの暗号(コード) 妖怪も人間も ステップ踏めば関係ない? そんな綺麗事 スウィングで吹き飛ばせ
踊ろうよ 丑三つ時(うしみつどき)の 摩天楼で 重力なんて忘れて スウィング・バイ 嘘つきな君の そのステップが愛おしい 不協和音(ディソナンス)さえも 甘い蜜の味がする 朝が来て 魔法が解けてしまう前に 僕を騙し切ってくれよ 最高のフィクションで
既成事実という名の 退屈な結界を スキップで飛び越えて 野次馬(やじうま)になろう 賢者の説法より 道化師のウインクを 信じた者だけが 辿り着ける秘密のバー グラスの底に沈んだ 憂鬱(メランコリー)は 飲み干してしまえば ただの氷砂糖さ
歴史書には載らない 一夜の過ち 「永遠」なんて言葉は 安っぽい飾り 刹那主義のドレスを 翻(ひるがえ)して 君は夜の隙間へ 滑り落ちていく
回れよ 因果のレコード 擦り切れるまで 常識を裏返して スウィング・バイ 悲劇も喜劇も ここでは同じリズム 君の涙も スパンコールみたいに光ってる サヨナラは言わないで この曲が終わるまで 共犯者でいようぜ 月が沈むまでは
正体なんて 暴かないのがマナー 仮面の下の素顔が 泣いていても 笑っていても
踊ろうよ 丑三つ時の 最果てで 孤独さえ巻き込んで スウィング・バイ 嘘つきな僕らの 夜はまだ終わらない 世界中が敵でも 今はスウィングしていたい 朝が来て すべてが幻になっても このステップだけは 魂に焼き付く
スウィング・バイ... 遠ざかる 足音 ネオンが 消える 「また、次の夜に」
- 作詞者
SoundWander_OtoLog
- 作曲者
SoundWander_OtoLog
- プロデューサー
SoundWander_OtoLog
- ギター
SoundWander_OtoLog

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
境界線上のアンチテーゼ
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- ⚫︎
丑三つ時のスウィング・バイ
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- 3
硝子の塔の共犯者
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- 4
天気雨、狐の嫁入り
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- 5
加速する空白
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- 6
秒針を止めた桜
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- 7
残機ゼロの秘密基地
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- 8
メビウスの時計台
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- 9
透明な残像
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- 10
地平線のコンチェルト
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アーティスト情報
SoundWander_OtoLog
SoundWander_OtoLogと申します。北海道にて、音楽生成AIの助けを借りながら、細々と音作りをさせていただいております。シューゲイザーやテクノ、JAZZといったジャンルの音楽が好きで、影響を受けつつも、日々の小さな気づきや、心に留まった雰囲気を音として表現できればと、試行錯誤を繰り返しています。AIが生み出す偶然性の中に、自身の想像もしなかった音の断片を見つけることもあり、その都度、新たな発見に小さな喜びを感じています。まだまだ至らない点ばかりではございますが、もし、私の音楽が、聴いてくださる方の日々の片隅で、そっと寄り添うような存在になれたなら、幸いです。
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