歌詞

瓦礫（がれき）になった夢の破片（かけら）を　両手に集めてみても 元の形には　もう二度と戻らないと知った メビウスの時計台の下で　何度も同じ問いに迷い それでも　足跡だけは　前を向いていたんだ 偽物の空を撃ち抜いて　溢れた色彩が 僕らの傷口を　虹色に染め上げた

孤独は愛の　裏返しだった 絶望は希望の　隠されたコード フィナーレは　誰かに決められるものじゃない この手で　指揮棒を握りしめろ

歌え、地平線のコンチェルト 魂の奥底から　鳴り響く賛歌（ひむね） この不完全な僕らこそが　奇跡だ 涙も、痛みも、すべてをオーケストレーション さあ、幕を下ろせ　最高の笑顔で 「ゲームオーバー」と叫ぶ世界に　「コンティニュー」を突きつけるまで

安息の地なんて　どこにもなかった だが、戦いの荒野にこそ　生きた証は残る 誰かを憎む暇（いとま）があるなら　自分を愛せ それが　唯一の　敗北（まけ）ない哲学だ 透明な残像（ざんぞう）になった　過去の僕たちが 今の僕を　強く抱きしめてくれる

物語は　まだ終わらない 終わりを恐れることで　始まる次のページ 運命（さだめ）の弾幕（スペル）を　全て受け止めて それでも　僕らは立ち上がれる

響け、地平線のコンチェルト 瓦礫の中で咲いた　一輪の勇気 この過ちだらけの人生こそが　芸術（アート）だ 後悔も、葛藤も、すべてをスコアに書き記せ さあ、幕を上げろ　歓声の中で 「終わり」を選ばずに　「続き」を創造（クリエイト）するまで

何のために　僕らは生まれた？ 何のために　この痛みを知った？ 答えは不要だ 生きている　それが　すべてだ！

歌え、地平線のコンチェルト！ 魂の奥底から　鳴り響く勝利の賛歌 この不完全な僕らこそが　奇跡だ 愛と、夢と、すべてをオーケストレーション さあ、幕を下ろせ　最高の笑顔で 「ゲームオーバー」と叫ぶ世界に　「コンティニュー」を突きつけるまで

僕らの旅は、まだ続く 地平線の向こうへ