

夕暮れのグラウンドに響く深いため息
何度も風を切るだけの冷たいバットの音
オレンジ色に染まる土をじっと見つめて
才能という見えない壁に押し潰されそうだった
そんな僕をベンチの外から見守る君が
毎日根気よく投げてくれた白いボール
言葉少なに付き合ってくれる居残りのトスバッティングに
どれだけ救われていたか
バットを握る手にできたマメが潰れて痛むたび
泥だらけの背中を押してくれる君の熱意
あたりがすっかり暗くなるまで続いた二人の時間は
何にも代えられない秘密の特訓
君のまっすぐに僕を信じてくれる強い眼差しを思い出すよ
もう二度と逃げないと、あの夏の夜空に心に決めたから
あの日のボールの軌道をただ追いかけて
静かにバットを構える
Fly high, reaching for the endless sky
描け、描け、あの空へと続く終わらない夢の軌道
君がくれた信じる力が、僕の体を突き動かしていく魔法
届け、届け、二人で語り合った遥か遠くの理想
いま全力でなぞっていく、誰よりも美しい放物線を描こう
最後の夏の大会に巡ってきた代打の打席
グラウンドのサイレンが耳の奥で鳴り響く
マウンドに堂々と立つ相手エースの圧倒的な姿に
思わず息を飲んで立ちすくんだ
速すぎるストレートに手が出ないまま
あっという間に追い込まれたツーストライク
震える膝を叩いて深呼吸をひとつ
ふとベンチの隅にいる君と静かに視線が交差する
小さくうなずいてみせたその力強い笑顔が
僕を縛りつけるプレッシャーを優しく溶かしていく
あの日と同じタイミングで踏み込む足
余計な迷いや不安はすべて遠くへ捨て去って
ただ無心で迫りくる白い球の赤い縫い目だけを
まっすぐに捉えにバットを振り抜くだけ
Fly high, reaching for the endless sky
描け、描け、あの空へと続く終わらない夢の軌道
君がくれた信じる力が、僕の体を突き動かしていく魔法
届け、届け、二人で語り合った遥か遠くの理想
いま全力でなぞっていく、誰よりも美しい放物線を描こう
バットの芯にまっすぐ伝わってくる
今までで一番確かな熱と重くて心地よい手応え
青い夏空の彼方へと吸い込まれるように
高く高く舞い上がっていく希望の光
グラウンドを包み込む割れるような歓声の中を
夢中でベースを蹴って走り抜けていく
君の待つベンチへ迷わずに両手を伸ばして
泥だらけの手のひらで力強く交わす最高のハイタッチ
Fly high, reaching for the endless sky
描け、描け、あの空へと続く終わらない夢の軌道
君がくれた信じる力が、僕の体を突き動かしていく魔法
響け、響け、胸の奥を激しく焦がし続ける熱い鼓動
永遠に色褪せることのない、僕らだけの放物線を描こう
- Lyricist
Poppo
- Composer
Poppo
- Producer
Poppo
- Programming
Poppo

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Houbutsusen wo nazotte
Poppo
Artist Profile
Poppo
Songs from the heart, no compromises. Guinness? Why not.
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