Lyric

だって春って知らないの

いつも夢見てバカみたい

春服なんて持ってない

妙に暑くて気持ち悪い

みんな桜に油断する

普段見向きもしないのに

今が一番キレイとか

勝手に写真に収め出す

肝心な時ほっといて

都合よく縁取らないで

対して興味もないくせに

上部でたやすく褒めないでほしい

あなたが心踊らせて

徐々に変わっていく姿

周りは進んで振り返らない

私は同じことを繰り返す

だから春って嫌いなの

どっちつかずなこの気温

楽しみなんて言わないで

ずっとこのまま側にいて

次があるから大丈夫

そんな勝手に決めないで

今しかないとか言うくせに

こういう時にはそう言うの？

どうせ他人のことなんか

本気で心配しないでしょ

自分が良ければいいくせに

澄ました顔して慰めないで

子供の頃に戻れれば

こんな気負いもしないでいい

蝶々はいつしか見えなくなった

どうして見切りをつけちゃうの？

だから春っていらないの

遠くはそんないいところ？

傷ついたって知らないよ

急に夢見てどうしたの

花の蕾がひらくころ

ずっとこのまま側にいて

桜ひらひら散ったって

私また見に来るからね