

この声が続くかぎり伝えたいことがあって
この歌をつづってきたはずなのに
今この夜空見上げて
雑踏の中の声はひとりぼっちの君にも届かない
ひとりよがりのまま 宙を舞ってる
わかるだなんて言われてしまうのが辛くて
腹立たしさを吸い込んでは遠くに吐き出した
すぐに溶けて消え 後にはもう引けない夜の果て
緑の声で君を呼ぶ 届かない わかってる
おなじ時間を共有すればすこしは君に近づけるかな
やけどしてもこの手で触りたかったんだ
この声が続くかぎり伝えたいことがあって
この歌をつづってきたはずなのに
今この夜空見上げて
雑踏の中の声はひとりぼっちの君にも届かずに 宙に放り出された
暗い階段 すえたタバコの匂い 胃に残る
いくつかのコードがあってひとつの物語が生まれた
ゆっくりと回りだしたミラーボールは思い出を頬に散りばめる
おなじ思いがステージとフロアと壁と君を染める?
この声が続くかぎり伝えたいことがあって
この歌をつづってきたはずなのに
今この夜空見上げて 雑踏の中の声はひとりぼっちの君にも届かずに 宙に放り出された
信じてた 汚れない思い出を あの言葉を
使い古されない悲しみを
この声が続くかぎり伝えたいことがあって
この歌をつづってきたはずなのに
今この夜空見上げて 雑踏の中の声はひとりぼっちの君にも届かない ひとりよがりだったから
- 作詞者
赤星友香
- 作曲者
めがね

めがね の“夜に紛れる”を
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