

クローゼットの輪っか
ずっとぶら下げたまま
落ち着くんだなぜだか
じっと睨みつけたまま
人生いつも土砂降り
させてもらえぬ雨宿り
ずぶ濡れ今日も綱渡り
"四苦八苦"映す水溜まり
父が首吊った 祖父も首吊った
俺まで首吊り なぜ生き残った?
なぜ逝った?なぜ逝けなかった?
これは遺伝か?答えはどこなんだ?
死ぬる恐怖は皆無だが
生きる疑問符 俺の性
不器用に荒れる輩だが
煩い静寂腰掛ける正座
クローゼットの輪っか
ずっとぶら下げたまま
落ち着くんだなぜだか
じっと睨みつけたまま
人生いつも土砂降り
させてもらえぬ雨宿り
ずぶ濡れ今日も綱渡り
"四苦八苦"映す水溜まり
生きたくても生きられない人がいる
死にたくても死なせてもらえない人もいる
生きてれば良いこともある
死ぬこと悪いと決めつけてる
物知り顔で命語る医師たちがいる
先輩風吹かせ人生説く者たちがいる
多様性の時代?寛容どこにある
鬱の蟲に喰われん心で深淵覗いてる
死ぬ気になれば何でもできるって
何もできんから死に辿り着くんだって
自ら命絶つ自由があるんだって
あんたらも明日は我が身だって
クローゼットの輪っか
ずっとぶら下げたまま
落ち着くんだなぜだか
じっと睨みつけたまま
人生いつも土砂降り
させてもらえぬ雨宿り
ずぶ濡れ今日も綱渡り
"四苦八苦"映す水溜まり
- 作詞者
昭和一家
- 作曲者
昭和一家
- プロデューサー
昭和一家
- グラフィックデザイン
昭和一家
- ボーカル
昭和一家
- バックグラウンドボーカル
昭和一家
- ラップ
昭和一家
- 合唱 / コーラス
昭和一家

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4989
昭和一家
アーティスト情報
昭和一家
昭和一家の頭領、楽曲のLyricsすべてを担当している伊藤晴彦と申します。老い先が短くなり、墓場まで持っていくつもりだった遠い昔の記憶や、今思うことを音楽という形で、この世に残しておきたいと筆を執りました。歌詞を綴りながら、走馬灯のようによみがえる錆びついた思い出の数々を肴に酒を煽るのが日課となりつつある今日この頃。陽の光が当たらない薄暗い底辺の片隅で、ひっそりと人知れず生きた証を残して逝こうと思います。昭和一家の領域に迷い込んだ方々、私たちの音楽を聴いてくださって本当にありがとうございます。 伊藤晴彦
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