女は血を流す 生理だから 女だから
男はそれを呑み込んだ 好きだから 欲しいから
- 作詞
岩本清顕
- 作曲
岩本清顕
岩本清顕 の“生理”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
生理
岩本清顕
E - 2
地獄が見えても
岩本清顕
- 3
悲しい町で
岩本清顕
- 4
あまり遠くへ行かないで
岩本清顕
- 5
Love Will Tear Us Apart
岩本清顕
- 6
Love Will Tear Us Apart (千紗子と純太 Rework) [feat. 千紗子と純太]
岩本清顕
かつて自らの過去を葬り消息を絶ったミュージシャンがいた。その名は岩本清顕。理由はわからない。わかっているのはミニマム極限のオリジナル曲とECDをも驚愕させたジョイ・ディヴィジョン「Love Will Tear Us Apart(愛が僕らを引き裂く)」の《超訳》カヴァーを残したことだ。
岩本はポスト東京ロッカーズ期のシーンに姿を現し、ポストパンク・バンド<美れい>としてあの『都市通信』に参加。美れい解散後、工藤冬里とガイズンドールを結成し工藤と連名で『Hard Rock Album』(1984)を発表。その後、消息を絶つ。
本作は岩本がコジマ録音で自主制作した唯一のソロ作『SOUGI』(1983)に、千紗子と純太による「Love Will Tear Us Apart」のリワーク、工藤冬里・礼子のNOISE『天皇』をどこか彷彿とさせる美れいの未発表曲をプラスしたものだ。美れい時代の曲「悲しい町で」を含めた岩本のオリジナル4曲は、リズムボックスが鳴り、ギターとベースで数個のコードが演奏され、切り詰めたような短い詩が放たれる。苛立つ感情を自己内面にぶつけるのは日本のパンク/ニューウェーブの特徴だが、岩本のふてぶてしいヴォーカルはいっそう苛つきを増幅させるようで、ジョイ・ディヴィジョンの《超訳》に喪失のニヒルなクライマックスが訪れる。
『SOUGI』とは「葬儀」だったのか。角谷美知夫なら一体なんと応えただろう。80s自主制作盤のアンタッチャブルが今なおわたし達を揺さぶり続け、<愛されたい>者どもに噛み付く!
アーティスト情報
岩本清顕
かつて自らの過去を葬り姿を消したミュージシャンがいた。その名は岩本 清顕。ミニマム極限のオリジナル曲とECDをも驚愕させたジョイ・ディヴィ ジョンの《超訳》カヴァーを入れた唯一のソロ作『SOUGI』(1983)に、千紗子と純太のリワークと未発曲をプラスしたボアアップ改造仕様。これは怨念と絶望か?それとも偏執が生んだ最深淵のエンターテイメントか? 岩本はポスト東京ロッカーズ期の関東シーンに姿を現し、ポストパンク・バ ンド<美れい>としてあの『都市通信』に参加。美れいの後、工藤冬里とガ イズンドールを結成し工藤と連名で『Hard Rock Album』(1984)を発表 し、その後、消息を絶つ。本作は岩本がコジマ録音で自主制作した唯一のソロ作『SOUGI』(1983)に、千紗子と純太による「Love Will Tear Us Apart」のリワーク、工藤冬里・礼子のNOISE『天皇』を思わせる美れいの未発表曲をプラスしたものだ。美れい時代の曲「悲しい町で」を含めた彼のオリジナル4曲は、リズムボックスが鳴り、ギターとベースで数個のコードが演奏され、切り詰めたような短い詩が放たれる。苛立つ感情を自己内面にぶつけるのは日本のパンク~ニューウェーブの特徴だが、岩本のふてぶてしいヴォーカルはいっそう苛立ちを増幅させ自壊に導くかのようで、ジョイ・ディヴィジョンの《超訳》にニヒルなクライマックスが訪れる。『SOUGI』とは「葬儀」だったのか!?角谷美知夫なら一体なんて応えただろうか。80s自主制作盤のアンタッチャブルが今なおわたし達を揺さぶり続ける!
エム・レコード