Lyric

銀の雫が 夜空に舞い落ちる

夢の調べは 静かに波を描く

星の声さえ 届かぬ場所で

ただひとり 夜を紡ぐ

流れる雲に 秘めた願い

時を超えて 誰かに届くように

そっと囁く 月影の詠（うた）

夜を染める 蒼き光

眠れ 星の舟に揺られて

優しき夢が包むまで

月の影に溶ける旋律

静寂（しじま）の彼方へ

風が運ぶのは 消えゆく記憶

微かに残る 遠き日の詩（うた）

光と影を 巡る輪廻（りんね）

いつかまた 巡り逢う

流れる雲に 秘めた願い

時を超えて 誰かに届くように

そっと囁く 月影の詠（うた）

夜を染める 蒼き光

眠れ 夜の抱擁（ほうよう）に

夢の世界が誘（いざな）うまで

月の雫に滲む願い

光の海へと消えて

銀の調べが 夜空を満たし

静寂に響く 永遠（とわ）の詠（うた）

どんな時も 君の傍で

私は歌い続ける

眠れ 星の舟に揺られて

優しき夢が包むまで

月の影に溶ける旋律

静寂（しじま）の彼方へ

夜明けが近づく 淡い蒼に溶けて

さよならも言わずに また会えるから