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歌詞

9.5

katter

そろそろ行こうよって

あの雲から声が聞こえたけど

この手じゃ重いな

果たせない約束が

ごめんねまだ

醒めない夢の中でまだ

触れている手

笑顔は見せないで

互いの道へ向かって

長かったようでなんだか

あっという間な気もしなくもないね

少しやっかいに思えた

君の気まぐれも

今じゃ可愛く思えそう

うる覚えで口ずさんだ歌

笑い声と涙が染みた床

無駄無駄と思っていた小さな

連続が扉運んできた

壁のアート

宙に浮くワード

チープなリズムに

急かされ荷造り

必然はゆっくり育ち

空っぽな部屋だけが

こっそり本音を語り

そこに宿れば川のよう流れ出す

ハサミの音で古い毛先が舞う

アラームの時間もう少し遅ければ

理解という痛みを避けなければ

なんて今更もう遅いよな

思い出ぼやけてく遠い空

漫画に出てきそうなセリフは

ため息のあとに少し笑えた

握ってるこだわりに意地になり

それもいつか丸く年をとり

突然の風も君がいなきゃ

全てよそよそしい

桜散る坂駆け上がって

今すぐ会いにいくから待ってて

巻き戻せない時間も

記憶で俯く君の

手を取って止まった時を動かそう

息を止めて隠れてみても

涙昇って遡って

最後の1秒まできっと君を探して

痛いほどに消えない愛を知らされる

蜂は霜の降る月へ向かい

その狭間に

固まった決意

不揃いの息継ぎでも

やってきたつもり

曇りのち曇りのち雨続き

あれ?なぜ僕はこんなところに

隣り合わせの理想

触れればぼやけ漂う

なにも守れないか弱さで

ただただ駄々こね夜が明け

押したり引いたり止まったり

隙がなくなり誤差が芽を出し

きっと間違ってなかった

そう信じるしかなかった

明日さえ見えずに砕けて

はじまりの合図は彼方へ

僕らには早すぎて

季節に追いこされて

次の巡り合わせで

また会えたらいいね

神様も今日だけは普段着で

真理の先で待ち合わせよう

嘘をつけない瞳に

わざと気づかないふり

大がかりなフィクションでも

愛していたいんだ

くだらないプライドに侵され

後悔の涙を流して

息をしたままでまた

生まれ変われるのなら

それとなく続きを今始めよう

桜散る坂駆け上がって

今すぐ会いにいくから待ってて

巻き戻せない時間も

記憶で俯く君の

手を取って止まった時を動かそう

息を止めて隠れてみても

涙昇って遡って

最後の1秒まできっと君を探して

痛いほどに消えない愛を

知らされるんだ

そろそろ行こうよって

あの雲から声が聞こえたから

微かに動いた

変えれない強い想い

まだ生きているなら

醒めない夢の中でただ

触れている手

君と最後まで

今この瞬間だけ見つめて

  • 作詞

    katter

  • 作曲

    katter

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    9.5

    katter

アーティスト情報

  • katter

    シンガーソングライターakaシンガーソングラッパー ライブでは多重録音のループマシンを使用し、ギター、ベース、ボイパ、シンセ、コーラスを重ね即興でトラックを構築。1人でもバンドやグループに引けを取らない「ひとり生バンド」スタイルを特徴とする。 その歌声、ラップのスキル、刺さる歌詞、鋭い演奏で従来の弾き語りのイメージを覆す。 CDでは楽器の演奏、打ち込み、トラックメイキング、ミックス、マスタリングまで1人で行う。

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