黒、煌々たるのジャケット写真

歌詞

小さな夜

立花綾香

電話はいつも同じ言葉

「元気? 無理してない?」

もうわたし随分大人なんだからって

ちょっと強く言ってごめん

何を話しても 変わらず笑ってくれる

何を聞いても 大丈夫だと笑った

まるで太陽みたいだねと、なんて残酷だ わたし

ねえ、寂しくはないですか?

体はどうですか?

嫌な思いはしていませんか?

そんな事を聞いたらきっとまた笑うでしょう

ねえ、昨日の貴方の声が

少しだけ元気がないように思いました

そんな事も言えない私

またかけるから 必ずかけるから

じゃあまたね おやすみ

遠くに聞こえるテレビの音を

かき消すように紡ぐように

矢継ぎ早に話した夜も

昨日話したことだっていいの

何度も現れる 幼い頃のわたし

貴方の脳裏に 強く焼き付いてること

まるで昨日のことのようだねと

いつまででも ふたり

ねえ、寂しく思っています

元気にやっています

辛い日もあったりするけど

そんな事も忘れてしまうほど

生きています

ねえ、今日もまた遅い

時間になってしまった

待っていると言って切った

電話の向こう貴方の顔

ねえ、あなたがかけてくれた

言葉の魔法達が

今も私を生かしています

電話越しの小さな夜に

またかけるから

今度会いにいくから

どうか 優しい夢を

じゃあね おやすみ

  • 作詞者

    立花綾香

  • 作曲者

    立花綾香

  • レコーディングエンジニア

    ジョニー柳川

  • ミキシングエンジニア

    ジョニー柳川

  • マスタリングエンジニア

    ジョニー柳川

  • ギター

    キタムラチカラ

  • ボーカル

    立花綾香

黒、煌々たるのジャケット写真

立花綾香 の“小さな夜”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

立花綾香 New Album『黒、煌々たる』

シンガーソングライター・立花綾香が、フルアルバム『黒、煌々たる』をリリース。

本作は、自身の音楽活動の原点である自主制作アルバム『22』から現在に至るまでの歩みを辿り、過去にCD化されながらも現在は廃盤となり聴くことができなかった幻の楽曲たちや、ライブシーンで長年愛されながらも音源化されていなかった楽曲たちを一つにコンパイルした、全13曲収録のスペシャル・アルバムです。

【作品背景・コンセプト】
立花綾香は2025年まで長きにわたり発声障害と闘い続けてきました。歌うことへの葛藤や「過去の自分に対する自信のなさ」から、新しい音源をリリースするたびに一歩前の音源を自ら廃盤にしてきた経緯があります。

しかし、長年の苦闘を経て発声障害を克服した今、彼女は一つの大きな気づきを得ました。
「苦しみの中でも音楽を止めず、諦めずに歌い続けてくれた過去の自分がいたからこそ、今の自由な歌声がある」

本作『黒、煌々たる』は、過去の影や葛藤、そして自分自身をすべて受け入れ、慈しむ決意から生まれた作品です。
アルバムタイトルには、「たとえ暗闇のような黒であっても、強く、鮮やかに光り輝くことができる」という切実で力強いメッセージが込められています。

アーティスト情報

"