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歌詞

Fire

盆地

あなたがいてくれた場所は

風が抜ける程大きな穴になった

滑らかに 言葉が届く

綺麗な空気を吸うように

葛藤の中放りこまれた 死にかけの自信

気づけばオーバーヒート また動けなくなってさようなら

ありふれた物差しが

今目の前にいやでも突きつけられる

逃げるのは許されない

隠し方だけが上手くなる

センシティブの一言で片付けられるほど

君はシンプルじゃない

だから掲げるこのアンサー

この世で一番馬鹿げた提案さ

大切にできる 今のうちに

言いたいことはなんでもいいな

朝やけと 濡らした枕

求める全てに完璧な

想像できない違う 転び方

でも見つけた おんなじ傷が

時間は止まる あの日のまま

その一歩を踏み出せずにいた

肌の色だけで決めつけられる 想像もつかない絶望

育ててきた 黒い欲望 だけど健康 に走る先頭

ボロボロになっても歩こうとする君に

歩みを止めないあなたに

今1度火を灯そう fire

あなたがいてくれた場所は

気づけば勇気をもらえるようになった

鮮やかに記憶が蘇る

些細な生活の裏側に

そんな思い出も孤独とかで寂しくなれる幸せ

贅沢なこと そんなことも忘れちゃうくらいの幸せ

机に叩きつけたいつかの解答用紙

赤色で塗りつぶされる

正しい人生のなぞり方 歩み方

そうして夢見た場所に立って 眺める理想の景色

ついに色をつける時がきた

夢中になったあの日の答え合わせ

足が崩れ落ちていく そんな感覚

世界一平和な絶望 100点などない平凡

それでもうまくなる受身と転倒

必ず立ち直れると言い聞かせる

揺るぎない願いはいつしか

確信に変わる

そのたび 新しい骨を抱えながら

なんて素敵な日だなんて

空も歯を見せて笑っちゃうような

いつでも前を向いて

せめての爪痕を残すため

いつ止まるか知らないこの心臓

受け継がれた このピースを

失ってから気づくこと皮肉にも

近すぎて見えなかったもの

余りあまるくらい 誰かに譲れるほど

満たしてもらったから

雲の上までこの名轟かせる

喜びも悲しみも 憎しみも愛しさも

持てるだけもって

今一度火を灯そう fire

通り抜ける 風は背中を押した

あなたがいたから 胸を張れた

強いまなざし 落とした雷

託された私 繋がる今に

あなたがいてくれた場所は

この炎を大きくする風になった

あなたがいてくれた場所は

いつでも僕が帰れる場所になった

  • 作詞

    盆地

  • 作曲

    盆地

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    Fire

    盆地

アーティスト情報

  • 盆地

    日本出身のシンガーソングライター/トラックメイカー。富士を仰ぐ山梨に生まれる。2023年、1stシングル Fire を皮切りにキャリアをスタートさせた。中古のパソコンとマイク片手に1人で制作する姿勢は独自の音楽を生み出している。 日本語と英語を織り交ぜたリリックは、どこか懐かしさを感じさせるメロディーと相まって、聴く人の心に深く響く。ピアノの旋律が印象的な2ndシングル kokoro、爽やかなサンプリングとメロディアスなラップが心地よい3rdシングル チョコレートなど、幅広いジャンルのエッセンスを取り入れた楽曲は、近年の音楽シーンで注目を集めている。

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