Lyric

一度全てを閉ざしてしまったこの僕を

あなたは何も言わずにただ待っててくれた

言いたかった「ドアを開けて」という言葉すら

胸の奥にしまっておいてくれたのでしょう

差し伸べられた手はとても温かくて

それなのに僕はいつも強く振り払って

もう無理だと諦めることもできたのに

自分を犠牲にしてまで気にかけてくれた

当たり前じゃないことも

信じて待つ強さも今なら分かる

今でも口うるさくあれこれ言わないのは

自由にさせてあげようとしてるからでしょう？

もがき苦しんだあの頃を分岐点に

何か吹っ切れたものがあるのでしょう

どんな言葉を交わさなかったとしても

何となくお互いのことは分かっていて

いつでも後ろにあなたがいると思えるから

安心して毎日を過ごせるんだよ

照れ臭くて言えない「ありがとう」を

沢山のおみやげ話で返してるつもりで

こんなに楽しい毎日を生きられるのも

あなたのおかげなんだよって伝えたい

ねえ、見ててよ

この先もずっと

僕の歩む道は

全部あなたがくれたものだよ

いっぱい迷惑もかけて

でもごめんって言うのもなんか違うし

消し去りたい過去だとしても

それがないと今は成立しない

色々と考えてみても

結局これで良かったと思えるから

もしあなたが僕と同じことを

思ってくれてるなら嬉しいな