ひねくれ旅鴉第1章後編のジャケット写真

歌詞

ひねくれ旅鴉田舎に帰る

TADAO CHAN

田舎に帰る ただの充電

特に誰に 会いたいわけじゃない

電車の窓に映った俺が

少しだけ やわらかく見えた

駅前ロータリー 変わってねぇな

さびれた商店街 シャッターの列

風のにおいが 昔のままで

うっかり「懐かしい」とか思っちまった

そしたら現れた あいつの顔

昔ケンカばかりしてた同級生

白髪混じりで 笑いやがって

「おい、久しぶり」とか…照れるだろが

田舎に帰る つもりじゃねぇけど

なんだろな、この安心感は

「元気か?」の一言が

やけに沁みた午後三時

…コーヒーが ちょっと泣けた

あいつと並んで 歩いた道

なんか知らんけど 肩が軽い

「お前も老けたな」と笑い合って

言わなくても わかってる感じが良かった

田舎に帰る 理由なんかねぇ

ただちょっと、電池が切れただけ

あいつがいるこの場所は

過去じゃなく 今だった

…そんなふうに思えた

ケンカした日々 殴り合いもした

でもな、今じゃ

「帰ってきたか」って言われるのが

ちょっと…嬉しかったんだよ、バカヤロウ

田舎に帰る いや、立ち寄っただけ

明日にはまた 旅に出る

でも、また疲れたら

戻ってきてもいいかもな

…たまには、な

  • 作詞者

    TADAO CHAN

  • 作曲者

    TADAO CHAN

  • プロデューサー

    TADAO CHAN

  • シンセサイザー

    TADAO CHAN

ひねくれ旅鴉第1章後編のジャケット写真

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帰ろうとして、迷って、振り返って、
それでもまた、走り続けてしまう――。
『ひねくれ旅鴉 第1章(後編)〜帰れぬ道の途中〜』は、
人生に少し疲れた男の「未練」と「彷徨」と「再出発」を描く、
ひねくれ旅鴉シリーズの後編にあたる物語作品集。
舟をこぐように現実を漂い、
田舎を想い、過去を悔やみ、
幻想(青狐)に迷い込み、
世代の違いを笑い飛ばし、
それでもまた、ルート701を走り続ける――。
このEPは、
「帰れない」のではなく、「帰らずに走り続けてしまう男」
その姿を、哀愁と皮肉と少しのユーモアで描いたロードムービーのような一枚。
ひねくれていて、不器用で、
それでもどこか憎めない旅鴉の物語は、
きっと聴く人それぞれの「帰れぬ道」と重なっていく

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