Arrhythmiaのジャケット写真

歌詞

19900402

teppei

気付きゃ三十路

生き急ぎ過ぎた垢を落とす禊

刺青みたく彫られた聖書

エホバに愛をディストネーション

クローゼットのベルトがさながら鞭

嫌がる俺を無視してhit me up

パンと葡萄酒に俺の血を混ぜぶち撒けるぜブルシット

タイタニックのような記憶をサルベージ

枕の上に吊るす逆十字

さだめを受け入れよう

脈打つ血肉とともに

ウィンチェスターハウスばります薬の数

陰湿な夢見るPTSD

God bress のGはままの意味

だから、odd bress me

俺は1度死んだ

Yoyoからの再生

今、生きてる

そして息巻いてる

幾ばくの命散っては咲いて

全てが俺の幹になる

右にならえのライフを生きるには

少し枷が重過ぎた

血の繋がり以上に濃い出会い

犯科帳に記したその名を探す

半か丁にまみれた自堕落なライフ

両断する俺の決断

憎しみを愛で割ったサングリア

6畳一間で生まれたサントラ

今音の中バプテスマ

血で血を洗うサスペリア

地獄の沙汰も金次第だが地獄を持ち込むのもまた金だった

なあ、今君に問う

この俺は誰だ?

何に見える?

今君に問う

この俺は誰だ?

何に見える?

19900402

俺は答えをみつけたよ

だからここにはもう居ない

Teppei

Introduction

  • 作詞

    teppei

  • 作曲

    teppei

Arrhythmiaのジャケット写真

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ラッパー集団、梅田サイファーからラッパー兼トラックメイカーであるteppeiのソロアルバム。
teppei自身が手掛けるトラックは民族音楽をベースとしたトライバルなテイストのモノから耳馴染みの良いものまで、ルーツである宗教や芸術を踏襲した、どれも一癖ある楽曲が並んでいる。
アルバムの幕開けはMVにもなっている「19900402」自分がどこから来たのかを静かだが熱量を感じるトラックに載せて高らかに歌い上げる。
「spo2」では2019年末に渋谷WWWで行われた梅田サイファーのワンマンライブ中に心不全となり死にかけた経緯をラッパーならではの伝え方で表現する。
続く「Jehovah」では自身の宗教のルーツを赤裸々に語り、宗教2世として生きてきた上での弊害や苦悩をトライバルなトラックの上で荒々しくラップする。
タイトル曲でもある「Arrhythmia」ギターのフレーズが印象的な哀愁のあるトラックの上でteppeiの生い立ちを赤裸々に歌い上げる。
アルバムの最後を飾る「patchwork」では自分自身がどこから来てどこへ行くのか、梅田サイファーの面々の過去のリリックからサンプリングし自分の人生で関わった人に対しての感謝を歌いアルバムを締め括る。
梅田サイファーとして培ったスキルと経験を元にteppeiにしか表現出来ないトピックを並べた今作はさながらインナーチャイルドセラピーのような自分自身を広く認識するための作品となっている。

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