Arrhythmia Front Cover

Lyric

Arrhythmia

teppei

(Verse)

鉄兵んちは仲良いね

両親も優しくて

宗教にハマりヒステリーな母

遅く帰り放任の父

リアル飴と鞭

叩かれる日々

無口な父

問い詰める俺

「普段仕事で居ないから子育てに口出さないんだ」って

我が子からのSOS

子育て相談のテストケース

子供4人両親2人

絵に描いたような中流家庭

幸せは不在

等身大

笑顔なのに窮屈なワケ

途方もなく息苦しい

それでも人生は素晴らしい

(Bridge)

ちくしょう

またパニック症

現実と理想

意識飛びそう

手足は震え

額に脂汗

止まらぬ吐き気

まだだ勝つまで

(Hook)

敷かれた歪なレールの上

心臓と同じで不均等なway

ありのままでいいんだってもう

不揃いな胸の高鳴り

信じて今共に受け入れて前へ

(Verse)

4つ上の姉

井上家の流行りの最先端

なんでも真似した小学生

ラップの始まりや音楽性

罵られ怯え過ごして

姉の悪事も見過ごして

常に家族で浮いた存在

癇癪持ちのプリマドンナ

家を飛び出した日

売り切り者扱いをされた日

玄関先で出刃包丁

持つ姉を見た変な妄想

4LDK1K2DK

暮らしは変化してく

途方もなく息苦しい

それでも人生は素晴らしい

(Hook)

敷かれた歪なレールの上

心臓と同じで不均等なway

ありのままでいいんだってもう

不揃いな胸の高鳴り

信じて今共に受け入れて前へ

(Bridge)

ちくしょう

躁鬱病

低い甲斐性

つかす愛想

現実と理想

自殺衝動

声もかすれるが

まだだ勝つまで

(Verse)

ゴーカートドリフトしてる人生

後ろ指差されるべく人間

アリス

パニック

躁鬱病

借金

宗教

低い幸福度

大半が恨みで形成された

価値観も歪なセキバクとエゴ

23の梅雨 保証人

1500万の借金

生まれたくて生まれてきたわけじゃねえ

親は選べないが子も人間

恨みツラミ溢れ出すのに

思い出す笑った日

もう一度、日々取り戻したい

楽しかった日々追い越したい

途方もなく息苦しい

それでも人生は素晴らしい

(Hook)

敷かれた歪なレールの上

心臓と同じで不均等なway

ありのままでいいんだってもう

不揃いな胸の高鳴り

信じて今共に受け入れて前へ

(Bridge)

ちくしょう

またパニック症

現実と理想

意識飛びそう

手足は震え

額に脂汗

止まらぬ吐き気

まだだ勝つまで

ちくしょう

躁鬱病

低い甲斐性

つかす愛想

現実と理想

自殺衝動

声もかすれるが

まだだ勝つまで

  • Lyricist

    teppei

  • Composer

    teppei

Arrhythmia Front Cover

Listen to Arrhythmia by teppei

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ラッパー集団、梅田サイファーからラッパー兼トラックメイカーであるteppeiのソロアルバム。
teppei自身が手掛けるトラックは民族音楽をベースとしたトライバルなテイストのモノから耳馴染みの良いものまで、ルーツである宗教や芸術を踏襲した、どれも一癖ある楽曲が並んでいる。
アルバムの幕開けはMVにもなっている「19900402」自分がどこから来たのかを静かだが熱量を感じるトラックに載せて高らかに歌い上げる。
「spo2」では2019年末に渋谷WWWで行われた梅田サイファーのワンマンライブ中に心不全となり死にかけた経緯をラッパーならではの伝え方で表現する。
続く「Jehovah」では自身の宗教のルーツを赤裸々に語り、宗教2世として生きてきた上での弊害や苦悩をトライバルなトラックの上で荒々しくラップする。
タイトル曲でもある「Arrhythmia」ギターのフレーズが印象的な哀愁のあるトラックの上でteppeiの生い立ちを赤裸々に歌い上げる。
アルバムの最後を飾る「patchwork」では自分自身がどこから来てどこへ行くのか、梅田サイファーの面々の過去のリリックからサンプリングし自分の人生で関わった人に対しての感謝を歌いアルバムを締め括る。
梅田サイファーとして培ったスキルと経験を元にteppeiにしか表現出来ないトピックを並べた今作はさながらインナーチャイルドセラピーのような自分自身を広く認識するための作品となっている。

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