(Verse)
死ぬかと思った あの日の晩
この人生を思い返してた
電話越しに泣いてた
ハニーの声を聞いた時
まだ死ねないと思った
俺だけが見えてるって思ってた
けどあの曲が気付かせてくれたんだ
ただ、やっぱ好きな事やって
好きな子と居たい
ビートの上で踊りたい
2度目がないライフで戻れないなら
責めてこの曲は止めないで
朝まで遊びたいぜ
Hiphopとハニーは寂しがり
レコードとこの心臓も飛びがち
でも音と言葉はどこも逃げないから
今の気持ちを残しときたい
(Hook)
チグハグに見えた
パズルのピースが
ハマり出来上がる
リズム打つ胸
針が上がるまで
変わり続ける
パッチワーク
Keep it stance
(Bridge)
金が全てじゃないってこと
稼いで自らが証明したい
でも金が無いと守れない
だから
馬鹿笑いする程稼ぎたい
欲しいのは金 ただそれだけ
家族を幸せにしたいだけ
その家族をもっと増やしたいだけ
(Verse)
右に行こう
いや
左に行こう
どっちの道もどちみち
ニアリーイコール
何もせずとも周りは動いてく
時間は進み止まる物を置いてく
なら早めの鼓動と共に
夜明け追いかけ行動するのみ
隔てた距離
埋まるのはもうじき
出会いに感謝
エホバにおおきに
深夜のビジョン
バーカン前のサイファー
遊んでくれたペッペに感謝
ありったけをこの小さいグラスに
弱いのは俺も同じだぜ
今日ぐらいはさゆっくりとさ
生活の間を切り取って
このビートのようにリピートして
(Hook)
チグハグに見えた
パズルのピースが重なりカタチ作る
リズムを打つ胸
針が上がるまで
変わり続ける
パッチワーク
Keep it stance
(Verse)
つまるとここの身はパッチワーク
先人の知恵で越えるバットラック
人生は1つのサントラ
その全てをチョップしてパッド叩く
さらけだすこの心象風景その上で一生を実況中継
綺麗事でも良い死にはしない信念を貫くそれが大事
やっと気付いたんだ
血の繋がりだけが全てじゃないって
やっと気付いたんだ
俺には家族がいっぱい居た
これはあくまで通過点けどこの過程が未来へと繋がってるから
これは俺なりの分岐点愛を伝え前へ向かえ
ハリーアップハリーアップ
(Hook)
チグハグに見え
パズルのピースが重なりカタチ作る
リズムを打つ胸
針が上がるまで
変化してく
パッチワーク
Keep it stance
(Outro)
ライツカメラアクション
スタンディングオベーション
エンドロールが流れ終わった後
そこが人生
- 作詞
teppei
- 作曲
teppei
teppei の“Patchwork”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
19900402
teppei
- 2
A.I.W.S
teppei
- 3
spo2
teppei
- 4
Jehovah
teppei
- 5
Chase the money
teppei
- 6
panic!
teppei
- 7
hanging
teppei
- 8
tattoo
teppei
- 9
Arrhythmia
teppei
- ⚫︎
Patchwork
teppei
ラッパー集団、梅田サイファーからラッパー兼トラックメイカーであるteppeiのソロアルバム。
teppei自身が手掛けるトラックは民族音楽をベースとしたトライバルなテイストのモノから耳馴染みの良いものまで、ルーツである宗教や芸術を踏襲した、どれも一癖ある楽曲が並んでいる。
アルバムの幕開けはMVにもなっている「19900402」自分がどこから来たのかを静かだが熱量を感じるトラックに載せて高らかに歌い上げる。
「spo2」では2019年末に渋谷WWWで行われた梅田サイファーのワンマンライブ中に心不全となり死にかけた経緯をラッパーならではの伝え方で表現する。
続く「Jehovah」では自身の宗教のルーツを赤裸々に語り、宗教2世として生きてきた上での弊害や苦悩をトライバルなトラックの上で荒々しくラップする。
タイトル曲でもある「Arrhythmia」ギターのフレーズが印象的な哀愁のあるトラックの上でteppeiの生い立ちを赤裸々に歌い上げる。
アルバムの最後を飾る「patchwork」では自分自身がどこから来てどこへ行くのか、梅田サイファーの面々の過去のリリックからサンプリングし自分の人生で関わった人に対しての感謝を歌いアルバムを締め括る。
梅田サイファーとして培ったスキルと経験を元にteppeiにしか表現出来ないトピックを並べた今作はさながらインナーチャイルドセラピーのような自分自身を広く認識するための作品となっている。