きみにほどける夏のジャケット写真

歌詞

きみにほどける夏

SMIRE

蝉しぐれに ふと立ち止まる午後

君の笑顔が 風にほどけた

片方だけのイヤホン 差し出す手のぬくもり

アイスが溶けるより早く 恋がはじまった

横顔 太陽の縁取り

わたしの胸だけ 季節が駆け出す

空蝉(うつせみ)の影を踏みながら

名前を呼びたくて 黙っていた

きみにほどける夏

くちびるよりも先に こころがふれてた

「好きだよ」の一言を 風がさらっていく

こぼれたまなざし もう戻れない

ふたりだけの映画が いま動きだす

水面に映る光 きみの瞳みたいだねって

照れた横顔 何気ない言葉が

ふいに鼓動をはねあげる

あの瞬間(とき)を 一生わすれたくない

真夜中の公園ベンチ

手をつなぐことも 約束のようで

きみにほどける夏

時が止まっても きみの名を呼ぶから

この想いはきっと 未来を照らしてく

いくつの夕立に 打たれてもいい

ひとつだけでいいよ きみがそばにいれば

打ち上げ花火の音に まぎれた鼓動

ふたりの影が ひとつになる夜

きみにほどける夏

泣きたくなるほど 愛しいぬくもり

風鈴の音が あの夏を奏でてる

胸の中のスクリーンに焼きつけた

きみがいた まばゆい季節を

もう一度… 抱きしめたい

蝉しぐれの記憶に きみがほどけてく

  • 作詞者

    SMIRE

  • 作曲者

    SMIRE

  • プロデューサー

    SMIRE

  • ボーカル

    SMIRE

きみにほどける夏のジャケット写真

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    きみにほどける夏

    SMIRE

SMIRE – New Single 「きみにほどける夏」
―― 一瞬の夏が、永遠になる。
心を震わせる詩情と、どこか懐かしい情景。まるで一本の青春映画を観ているかのような、新曲「きみにほどける夏」は、SMIREが贈る最高純度のラブバラードです。
この楽曲は、誰もが胸の奥に抱いている“あの夏の記憶”を優しくほどいていきます。蝉しぐれ、夕立、打ち上げ花火、そして交わした視線と淡い触れ合い。日常の中にある奇跡のような瞬間を、丁寧に紡いだ言葉とメロディで描き出しました。

■まるで映画のラストシーン
「きみにほどける夏」は、まさに一本の映画を彷彿とさせる構成で、リスナーの感情を静かに、そして力強く揺さぶります。
イントロでは、蝉の声に包まれる真夏の午後、風にほどけた“君の笑顔”が描かれ、物語は静かに始まります。そこから、片方だけのイヤホンを分け合ったあの瞬間、溶けるアイスよりも早く始まった恋、太陽に縁取られた横顔――すべてが詩的に紡がれ、聴き手の脳裏に美しい映像が浮かびます。
そして、サビで一気に感情が溢れ出すような構成は、まるで心の奥底に閉じ込めていた想いが解き放たれるよう。「好きだよ」の一言を風がさらっていく――その切なさが、誰しもの記憶を呼び起こします。

■“透明感”と“静かな情熱”が交差するボーカル
SMIREの歌声は、まさにこの楽曲のために生まれてきたかのよう。透明感あふれる可憐なボーカルは、静かな冒頭では耳元で囁くように、そしてサビでは胸を突き抜けるような爆発力で想いを届けてくれます。
特にファルセットを活かした構成は、感情が頂点に達する瞬間をドラマティックに演出し、涙腺をそっと刺激します。
恋の始まりのときめき、言葉にできなかった想い、夏の終わりの切なさ。そのすべてを、彼女の声が見事に表現しているのです。

■“夏 × 恋 × 記憶”という普遍性
この楽曲が響く理由は、そのテーマの普遍性にあります。
「きみにほどける夏」は、夏に出会った初恋を描いているだけではありません。
“名前を呼びたくて黙っていた”という繊細な感情や、“時が止まっても君の名を呼ぶ”という誓いのような想いは、誰しもが経験した「恋の記憶」に重なります。
あのとき、あの人と見上げた空。
言えなかった一言、偶然重なった手のぬくもり。
そのすべてが、風鈴の音や花火の音に溶けて、今も胸の中で生きている。
「きみにほどける夏」は、そんな心の中のフィルムを、もう一度再生させてくれるのです。

■聴くたびに“あなた自身の物語”になる歌
この楽曲に明確な結末はありません。
それは、聴く人の記憶や想いによって、物語の“続きを描く”ことができるからです。
SMIREはこの楽曲に、過去・現在・未来をつなぐ“感情の余白”を丁寧に残しました。
それは、ラストの一節「蝉しぐれの記憶に きみがほどけてく」に象徴されています。
あの日交わした言葉、すれ違った時間、消えそうで消えなかった光。それらすべてが、“ほどけていく”ことで、やがてあなたの中で“結ばれていく”。

■こんな方に届けたい
忘れられない夏の記憶がある人
一度でも、誰かを本気で好きになったことがある人
もう会えないかもしれない人を思い出す瞬間がある人
切なさの中に優しさを感じたい人
自分の気持ちに、そっと寄り添ってほしい人

■SMIREからのメッセージ
「この曲は、“時間が経っても色あせないもの”を信じたくて作りました。きっと、誰にでも“ほどけてしまった想い”がある。でもその糸の一本一本が、私たちの人生を織り上げてくれているんじゃないかと思うんです。聴いてくれた人の心に、やさしい余韻が残る一曲になりますように。」

■終わらない夏の、始まり。
「きみにほどける夏」は、ただのラブソングではありません。
それは、“あなたが誰かを大切に思った記憶”そのものです。
そして、その記憶にもう一度手を伸ばすための音楽です。
流れる時間の中で、ふと立ち止まりたくなったとき。
言葉にならない想いを抱えたまま、そっと前を向きたいとき。
この歌が、あなたの心をそっと抱きしめてくれるでしょう。
SMIRE「きみにほどける夏」――この夏、もっとも愛しくて、涙がこぼれそうになる一曲。

アーティスト情報

  • SMIRE

    こんにちは、すみれです!私は「世界中に笑顔とハッピーをお届けしたい」――その一心で、日々活動しています。音楽には、人の心を温めたり、励ましたり、時にはそっと寄り添ったりする不思議な力があると思っています。だからこそ、私の音楽を通して、みんなの心が少しでも明るくなったり、元気になれたりするように、心を込めて一曲一曲を届けています。 毎朝、TikTokにて新しい楽曲をリリースしています。日々の暮らしの中で、ちょっとした癒しになったり、背中を押す存在になったりするような曲をお届けしたいと思っています。特に好評だった楽曲はフルバージョンとして厳選し、より深く楽しんでもらえるようにしています。音楽を通して、みんなと心がつながる瞬間が、私にとって何よりの幸せです。 私の歌を聴いて、ちょっとでも「今日も頑張ろう」って思ってもらえたり、「なんだかほっとするな」と感じてもらえたりしたら、それが私の一番の願いです。どんな日も、音楽がそっと寄り添い、あなたの心を温かく包み込めるように。 これからも、たくさんの笑顔とハッピーを届けられるように頑張ります!ぜひ、私の音楽を聴いて、一緒に楽しい時間を過ごしてもらえたら嬉しいです。いつも応援してくれるみんなに感謝を込めて。ありがとう!

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