天花のジャケット写真

歌詞

天花

なると金時

まっしろが ひろがって

おとも いろも 溶けていく

ぼくの 影だけが

ひかりの そこで 吸いこまれる

こころの ひび割れが

しずかに 白へ にじみだす

触れられないまま

うすい黒が そっと 生まれていく

まっしろの 部屋で

黒い 終わりだけが うずく

声も 祈りも 消えて

のこったのは 意味のない 夜

そんな 黒さの なかで

白い 天花だけが 舞い降りる

触れれば すべて ほどけて

絶望が いちばん 美しく 光る

光が 遠のいて

のこった影が 重く 沈む

天花の 静けさの下で

黒が からだの底へ 染みていく

触れられないまま

こころの 音色も 落ちていく

白の 舞い落ちる 花のなかで

ぼくの黒だけが かたさを 増していく

まっしろの 部屋で

白だけが 終わりを 静かに つくる

声も 音も 消えて

夜だけが 伸ばされた 白の あと

そんな 白さの なかで

天花だけが 落ちてくる

触れれば すべて 無声になり

絶望すら 白に 消えていく

まっしろの 部屋で

黒が 静かに ひかりを 崩す

声も 祈りも 消えて

のこるのは 白と黒の あわい

そんな 夜の なかで

天花が 黒へ 舞い降りる

触れれば 白も黒も ほどけて

絶望だけが 最後に 光る

  • 作詞者

    なると金時

  • 作曲者

    なると金時

  • プロデューサー

    なると金時

  • プログラミング

    なると金時

天花のジャケット写真

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    天花

    なると金時

白い霧のような薄い桃色の空間。巨大な蓮の上に生まれた黒い絶望へ、静かに天花が舞い落ちる——。美しさと滅びが交差する、“白と黒”の終末世界。音のない天国のような場所で、絶望だけが最後に光る

アーティスト情報

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