歌詞

散々泣いて明けた夜

驕気に満ちた声が聞こえる

濁った水溜りへ落ちる

天才とよばれたあの人も

感傷に浸ってる間もなく

野鳥がうるさく鳴いている

前向きも度が過ぎりゃ害悪

僕には可愛げなどないからさ

媚と愛想を撒き散らしてんだ

嘘が本当に上手いのね

ダダ漏れしてる承認欲で

滑らないように注意しな

これが最後の憂鬱だったら

逃げることもやめたのにね

ただ息してるだけの日常が

ロクでもねえと受け入れられたらな

散々泣いて明けた夜

くだらない厭世観にまだ

踊らされているような凡人

また削られてゆく自尊心

黄色い夜をだらしない顔で

彷徨ってはトリップしている

まあそんな自分にも幸あれ

もう聞き飽きたよその不幸自慢

バレバレなんだよ

黙ってくれ、し×

悪いけど可愛いアンタは

水仙の花に似ていて綺麗だわ

死ぬまで解からない濡れた庭の香りが

酷く虚しくて鬱陶しいからさ

覚悟しておきな

喉が焼けるまで泣いたアニモシティ

誰でも他人に言えないことの一つや

二つあるもんでしょ