歌詞

足りない 足りないよ もっと

おかわりをちょうだい！

長けたとこもないから

今日も

何杯目かの台詞

飲み込んで

装い過ぎてしまった分

後が辛いだけなのにね

愛情のこもったものを摂れば

愛されるのだとでも

思っていたの？

馬鹿(あなた)らしくて

反吐が出るわ

空腹が至高のスパイスとか

満たされないままじゃ

意味なんてないのに

空いて空いて

こんなにも空いているのに

足りない 足りない

まだ食べ足りないや

底に空いた空を忘れていたい

食べたい 食べたい

腹を満たしてなお求めて

冷たい 冷たい 心残りとは

別腹のような感覚で

はち切れるほどの幸福を

与えておいてよ

欠けたままの器で

今日も

何敗目も心(しん)ごと

噛み砕いて

投げやりに含ませた分

味気なくてむらだらけだね

感情のこもった歌唱えば

感情が理解(わか)ると

思っていたの

馬鹿(あなた)みたいに

笑えたなら

攻撃が最大の防御なら

傷つけあえたなら

幸せなんだね？

好いて好いて

あんなにも好いていたのに

（足りない足りないよ）

（食べたい食べたいよ）

（苦しい苦しいよ）

（止めたい止めたいよ）

足りない 足りない

まだ食べ足りないや

底に空いた空を忘れていたい

食べたい 食べたい

腹を満たしてなお透かして

吐きたい 吐きたい

心残りごと

煮え切らぬままでもういいから

はち切れるまでずっと

幸福でいさせて