歌詞

絶望と幸福の味を求め

世界中を旅して廻る

隣で笑う君から

目を逸らす

人も食も変わるような

長い長い時を生きても

名前を呼ぶのは少し

照れくさかったんだ

甘いようで苦いような

風に揺れる君の姿

胸が詰まるこの気持ちを

なんて呼ぶのか教えてよ

ねぇ、リンドー

あの花の名前は

なんて言うんだっけ

頬を伝った この変な水は

なんて言うんだっけ

分からないよ 君が沢山

教えてくれたのに

僕にもっと

なにか力があれば

良かったのに

ねぇ、リンドー

もうずっと一緒だと想ってた

ずっとこのままでいたかった

君を穢したのは僕だ

君を苦しめていたのは

僕だったんだ

弱いようで強いような

移り変わる君の横顔

（なんで）

約束したじゃないか

ひとりにしないって

言ったくせに

ねぇ、リンドー

伝えたいことが沢山あるのに

はなせないや

愛情も分からない

バケモノだから

知らなかった

儚いものが美しいこと

君に出会って

空も花も全部

違って見えたんだ

ねぇ、リンドー

声をきかせて

忘れちゃう前に

探しものは見つかったのにな

嬉しくないな

ねぇ、リンドー

君と僕とで

それだけでよかったのに

永遠を 今ここに誓うよ

愛しているよ

トワ・エ・モワ

永遠にずっと

空っぽだったはずの心臓に

心を込めて

愛情を綴った僕から

君へのレガーロ

灰の色の空が七色に

変わってしまうほど

抱え込んだ

悲しみに寄り添う

御伽の話

ねぇ、リンドー。