ログアウトした夜にのジャケット写真

ログアウトした夜に

リリース予定日

2026-07-01

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トラックリスト

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誰かの投稿が、静かに自分を追い詰めていた。
スマートフォンを手に取るたびに流れてくる、誰かの成功、誰かの正解、誰かの幸せ。
それを眺めながら、自分もそうあるべきだと思い込んで、知らないうちに歩くスピードを合わせていた。
拍手の数を気にして、承認の数を数えて、それでも胸の中は一向に温かくならなかった。
「ログアウトした夜に」は、そんな現代を生きるすべての人に向けた一曲。

この曲は、ある夜の小さな気づきから始まる。
イヤホンを外した瞬間、知らないノイズに囲まれた。
ずっとそこにいたはずなのに、どこにもいない気がした。
デジタルの海に浸かり続けた末に訪れる、現実との断絶。
それはひどく静かな形で、しかし確実に、僕たちの足元を揺らしている。
正しさはいつも誰かの立場によって変わる。
昨日の正解が今日の間違いになり、指先ひとつで石を投げることができる時代に、僕たちは何を信じて生きればいいのか。
誰かの正義に裁かれながら、それでも胸の奥に消えない灯りを感じている。
その矛盾の中で、この曲は生まれた。

楽曲のテーマは「手放すこと」と「それでも残るもの」
形あるものはいつか消えていく。
承認も、評価も、肩書きも、正しさでさえも、すべては移ろう途中にある。
そのことに気づいたとき、人は不思議と軽くなる。
失うことへの恐れが消え、何ひとつ自分を縛れないという静かな自由が訪れる。
躓いた数が地図になり、痛みが向こう岸へと続いていく道になる。

全部手放したとき、世界はこんなにも静かだった。
その静寂の中でようやく聞こえてくるのが、ずっとそこにあったはずの声だ。
ノイズに覆われていたから気づかなかっただけで、消えていたわけじゃなかった。
ログアウトした夜に、やっと見つけた君の声。
形あるものがいつか消えても、それだけはまだ覚えている。

サウンドはピアノ一音から始まり、バンドの鳴動を経て、最後は壮大なアンセムへと展開。
静と動、喪失と発見、シニカルな観察と温かな希望が、一曲の中で交差する。
この曲が描くのは、日常の中に潜む哲学。
難しい言葉も、特別な知識も必要ない。
ただ毎日スマートフォンを手に取り、誰かの言葉に傷つき、それでも明日へ歩こうとしている。
そういう人間の正直な姿を、説教でも慰めでもない言葉で表現した。
間違いだらけの今日でも、遠回りにも意味があったと、そう思える瞬間がきっと誰にでもある。
勝ち負けも正解も、本当は誰も持っていない。
名前も、意味も、価値さえも、はじめから何も無かったのかもしれない。
それでも僕たちは今日も誰かを愛している。
愛せる自由がある。
それがきっと、答えだ。

今夜、ログアウトしよう。
画面を閉じて、イヤホンを外して、知らないノイズの中に立ってみよう。
怖くない。
消えてしまうものばかりじゃない。
胸の奥に、ずっと消えないものがある。
「ログアウトした夜に」
逃げる歌じゃない。
自分に戻ってくる歌。

アーティスト情報

  • AQUA BLUE

    「青の深淵から、日常の向こう側へ」 東京の喧騒に潜み、作詞・作曲から、ボーカル、グラフィック、マーケティングまで、全工程を独りで完結させる孤高の音楽プロデューサー。 2025年夏。平穏な日常の中で、眠っていた音楽的才能が突如として開花。本人の困惑を置き去りにしたまま、その旋律は宇宙の脈動と共鳴し始めた。 放たれるのは、清冽な「アクアブルーの波動」。透明感あふれるサウンドは、聴く者を青い深海から銀河の果てまで一瞬で運び去り、静謐な未来のビジョンを提示する。 しかしその本質には、既存の秩序を鮮やかに裏切る「至高のユーモア」が共存している。真顔で創り出される諧謔的な楽曲は、困惑の先に奇妙な救済と涙をもたらす。 理論を超越した直感と、コーヒーが冷める間に一曲を編み上げる圧倒的な創造の速度。 昼間はビジネスの海を泳ぐ一介の組織人として、夜は無限の音世界を統べる観測者として。 この劇的な二面性こそが、AQUABLUEという現象の正体である。

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