Lyric

山手線に置きわすれてきたもの

ぐるぐるまわる思考単純なことかもしれない

どこかのだれか 拾われたりするのかな

何色電車 遠くにいけると思ってた

液晶に写る明朝体

足をひっぱる不安に

捕まったら淘汰 まるで

腐海みたいな森のよう

生々しくこの目を閉じて過ごした

ぐるぐるとまわるかのように

大切なもの何一つなくて

耳を塞いで毎夜

ぴたりとカゲをつく濁ったこのレンズ

差し伸ばしてたその手振り払う青い夜

間違えているのはこの世界か僕のほう

青い鳥症候群 まるで

チルチルミチルのよう

生々しくこの目を閉じて過ごした

ごうごうときこえるように

大切なもの何一つなくて

耳を塞いだ毎夜

抜け出せるために

時間なんてたくさんあったのにな

ドクドクと響くもう いかなくちゃ

きっともうじき沈むさあどこかへ

あの日の路地裏はいつもより眩しくて

この坂道を登った先で

まだ遊び足りてない ナニモノかになりたかった

「夕日は沈んじゃいない」

きっと生活はつづくみたいだ

やっと気づけたよだけど

水槽のふかい ふかいみどりはどこまでもつづいていて

抜け出せる、ためにできることあったかな