握り潰した心臓の欠片ひと口 苦くて吐き出した
失望も感傷も明日への嫌悪も弱さだと 君はそう笑ってた
煌々輝く 月明かり今日も
息吸って でもやっぱ 言えないな 喉に絡まって
空虚と消えてった 価値の無い僕 泡沫
もう要らないや
繰り返される日々に 生きなきゃなんて思う
そんなくだらない僕の人生
見上げた夜空に溶け 星の一部になれたら
嗚呼 今日も眠りにつこう
散り散りの心臓の欠片 拾い集め
くっつけて元に戻した 偽物だ
心 言葉も 吐けず丸めた 気持ちさえ 僕じゃない気がしてた
身体が 心が 僕である意味は?
目擦って でもやっぱ 見えないな 黒に覆われて
ボヤけた視界に 夢現 君 泡沫
もう捨てたいや
繰り返される日々に 来ないでなんて願う
そんな儚い君の人生
星の見えぬ星夜に 流れ落ち消えゆきたい
嗚呼 今日も眠れず夜明け
僕の生きた世界に 君の生きる意味が
もしもあるなら それだけでいい
曇った心 夜空 光り放つ星々
ねえ 虚構だとしても僕だろう
繰り返す日々の中 迷い選び生きる
そんな拙い僕らの人生
流れ星に願いを 少し良い明日になるように
また今日も眠りにつこう
- 作詞
ナウ リアル
- 作曲
Tadahiro Morishita
- プロデューサー
佐伯 剛
- グラフィックデザイン
佐伯 剛
- ボーカル
NANONI
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泡沫の星
NANONI
NANONI New single「泡沫の星」
NANONI”6ヶ月連続配信リリース”第二弾。
メンバー6人の想いと生き様を紡ぐ物語。
いくつもの壁を乗り越えてきたからこそ”今”それぞれが自分の内面やメンバーと本気で向き合う。
ここからNANONI第二期の始まり。
今作の「泡沫の星」はラディカルなリングモジュレーションギターのイントロからはじまり、
胸を掻きむしるようなエモーショナルなハイトーンボイスで彩られた
疾走感溢れるアッパーでハイブリッドなロックチューン
ナウ・リアル作詞の本作は彼女が普段ステージで見せる姿とは異なった、自分の素顔・ネガティヴな一面に寄り添い、見上げる星空に想いを馳せた叙情的な歌詞。
誰しもが一度は感じた事があるであろう不安や焦燥の日々に差し込む光のようなささやかな願いを綴った、共鳴を誘う希望の詩。
新たなNANONIのロックアンセムがここに誕生した。