歌詞

コンビニのビニール傘

君もまた忘れたみたい

今日は降らないって言ったのに

空はすぐに嘘をつく

歩道の雨粒

僕らの影がぼやける

何を話していたんだっけ

なあ

夕立の匂いがした

光よ、僕の気持ちを隠してくれ

喉の奥に詰まる言葉

気づいてるのかな

この夏が終わる頃には

僕らはどうなっている？

まあいいか　まあいいさ

この想いは変わったりはしないから

買ったばかりのガムは

君が選んだ味だった

いつもならすぐに飽きるのに

今日はなんだか

ずっと噛んでいる

味は薄れていく

何かを手放したくなかった

遠ざかる雷の音

僕らの影は澄んだまま

その手に触れられたなら

言葉なんて要らないのにな

この夏が終わる頃には

君は何を思うのだろう

まあいいか　まあいいさ

この想いは消えたりはしないから

日々は過ぎ去っていく

想いは溢れていく

もう少しだけこのまま

夏が終わっても感じていたい

君も同じ気持ちなら

夏が終わっても感じていたい

君も同じ気持ちならばいいのにな

風が運んだ匂いの中で

僕らは何を探していた

乾いてく

指先にはまだ雨の温度が残る

この夏が終わる頃には

僕らはどうなっている？

まあいいか　まあいいさ

この想いは変わったりはしないから

声が届いたら君は何を言うのかな