Lyric

だから死に際 笑うのは私

アニメに映画 ステージにショー

何見ても心は動かない

だってあれってフィクションでしょ？

気持ち悪いオジさんの変態な趣味だ

孤独なんだ 孤独なんだ

無神経だったよね ごめんね

理屈なんか 何もないの

孤独なんだ またごめんね

目敏くて 口だけで

そのくせ 心はやわなメレンゲ

今、面倒くさいって思ったでしょ？

それが何か？

かつて”美しき純潔”を謳った湖も

今じゃ濁りきって 虫も住まない

いっそ 分別つかぬ化け物たちに

この水 全部飲み干してもらおうか

ケータイを放ってベッドに倒れる

憐れな私を救ってと言わんばかりに

今日もまた誰かが

暗い部屋の扉を叩く日を待っている

男と戯れ卑しく笑う

あんな女 タイプなんでしょ？

蔑まれて「快楽を満たす烏合の衆」として仲良くしてみたら？

私 皮肉言うけど

告げ口・悪口は言わないの

だから死に際 笑うのは私

性格は悪いよ

もはや意固地になってるから

好かれる方がゾッとする

だけど 最後は寂しくなって

爪の先の優しさに縋るんでしょう

憎き相手までも魅了してしまう

という突飛な妄想が終わり

この身に爪を立て

飽かねば 他者に牙を剥く

そして 私は孤独になるの

諦めた振りして

本当は可愛くなりたいと思ってる

え？ 何か悪いですか？

•••て思い込みで また人が離れてく

•••のも知ってるわよ

ああ、もう どうしたらいいの？

日は落ち 鏡を闇が黒く染む

卑屈な私を救ってと言わんばかりに

今日もまた誰かが

暗い部屋の扉を叩く日を待っている