歌詞

隣で眠る君の

声が聞きたくなった

君が朝まで眠れるように

願えるほど

僕は大人じゃないんだ

いつも君は立っている

揺らがずに立っている

でもたまに座ってる

時に寝転がる

ここに立つことも

ここにいることも

できない日がある

繰り返していく

あたりまえ、さ

朝が来るみたいに

僕もそうさ

君を信じることは

そう世界を信じることなんだ

簡単なはずのことが簡単じゃないんだよ

それでも、おやすみをしよう

短いキスをして目を瞑ろう

同じ夢は見れなくたっていい

ふたりきり悲しみを泳ごう

いつも君は見ている

揺らがずに見ている

見たくないものも見ている

だから溢れ出す

君が君の心を守りたいなら

嘘なんかつけなくたって

あたりまえ、だ

だから泣かないで！

ねえ、おやすみをしよう

手は繋がずに背中合わせで

祈るように　託すように

そんなお別れをしよう

それでも、おやすみをしよう

短いキスをして目を瞑ろう

同じ夢は見れなくたっていい

ふたりきり悲しみを泳ごう

いつか失くした日々に

隠した声に

湿った肌に

ささくれた指に

愛した犬に

割れた茶碗に

不細工な今宵の月に

隣で眠る君の

声が聞きたくなった

明日の朝また出逢えるように

声は出さずに言うんだ