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長い準備期間をかけてつくられた前作『Via Portland』から 2 年、本作品は短いスパンで、かつ短期集中でつくられた。録音は同じくア メリカのポートランドだが、今回は楽曲制作自体もアメリカ。一週間のフェスティバルに参加し、1日3ステージという過密スケジュー ルの中、空いた時間を全てアレンジとリハーサルに回すというような形だったため、ほとんどのセットは並行して同時多発的につくら れている。内容も前作と対比があり、オリジナルの割合が高かった前作に対し、本作はトラッド曲中心。また、ゲストが多かった前作 に対し、今回はゲストを加えずメンバー3人とそれぞれの多重録音のみ。
ここ 3 年連続でアメリカツアーを敢行し、特に毎年参加しているワシントン州オーシャン・ショアーズのフェスティバルでは、他のバ ンドのミュージシャンとの交流やオフィシャルのプログラムとしてのセッションも増えている。ポートランドでのセッション参加も増 えたため、より多くの交流が期待され、それを受けてのトラッド曲中心のラインナップとなっている。
タイトルの『Cranking Out』は 8 トラック目の2曲目の名前からきているが、「次々生み出す」という意味があり、今回の短期集中型の 制作の形と重ね合わせている。
2008年結成、豊田耕三、長尾晃司、中村大史によるアイリッシュ・ミュージックのインストルメンタル・バンド。 アイルランドの音楽を中心に、メンバーそれぞれの表情豊かなオリジナル曲も演奏する。それぞれのバックグラウンドに裏打ちされた確かなテクニックを基盤に、伝統音楽の枠を超えたスケールの大きな演奏やアレンジを展開しながら、その温かくエネルギーに満ちあふれた音楽で幅広い層を魅了している。 2008年、ライブレコーディングアルバム「Live at KENNY’s」(未流通)発表。2010年、コンピレーションアルバム「TOKYO IRISH GENERATION」参加。2011年、初のアルバム「Highlight」発表。その後、フィドルの内藤希花が活動休止となり、3人編成となる。 首都圏各地のアイリッシュ・パブをはじめ、学校での芸術鑑賞会や屋外イベント、海外のダンサーを交えての演奏、全国各地でのツアー等様々な場所で演奏している。 2014年、テレビ東京「オレゴンを歩く〜LONG TRAIL HIKING〜」テーマソングを担当。 2016年10月、アメリカ・ポートランドにて現地のミュージシャンを交えての録音を敢行。同ツアー中、ワシントン・Ocean Shoresで開催された「Galway Bay Celtic Music Feis」に出演。
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