歌詞

風がざわめく 吉田の町に

静けさを切り裂く 太鼓の鼓動

蒼天を仰ぎ立つ 鳥居の影が

時を越え いま

護り続けた 英霊たちの名

焔の中で 生まれた願い

剣のような眼差しの神が

民の声に耳を澄ます

安藤神社 その名は誓い

揺るがぬ意志が 神殿を抱く

心を研げ 運命を超えろ

我らが生きる理由（わけ）はここにある

凛と咲いた 梅の香に乗せて

語り継がれる 魂の声

神楽の舞いに 宿る祈りが

未来へと 手を差し伸べる

命を刻む 山河の記憶

寄せては返す 波のように

静かなる力は 風となり

誇り高く 胸を打つ

安藤神社 永久の光

時代（とき）を越えて 真を照らす

祈りを捧げ 魂を結べ

この杜（もり）に 生きる証を刻め

あの日の涙も 喜びも

この社が知っている

見上げた空の蒼さは

変わらず 夢を映す

安藤神社 その名は誇り

信じた道が 明日を開く

傷さえも力に変えて

ここで強く 生まれ変わる

安藤神社 心のふるさと

何度でもここへ帰ろう

生きる意味を見失うときも

この杜が すべてを抱く