Lyric

穹の蒼さに不意に思ったよ

いつか聞いた花の事を

それはあなたがくれた色だ

ギュッと胸が締まった

いつかあなたと置いた記憶は

風と共に運ばれてゆく

どこか遠くの街のもとへ

届いてますように

セカイが忘れたって

消せない宝物や

誤魔化し方も上手くなくて

何故だか笑えた時間のような

朝が来て 夜が来て

気が付けば もう届かなくて

同じ場所 同じ匂い

それだけが 消えないで

迷子のように揺れる蛍が

夜風の凪をそっと照らす

どこか木陰で休みながら

浮かぶ月を見てるの？

いくつもの夜を重ねて

朝露(あさつゆ)に藍を描いた

変わらぬままを願いながら

消えない想いを 紡いでいるよ

懐かしい あの丘を

上ったら まだ見えるかな？

あなたにも 伝えたい

また芽吹く 蒼い花

セカイが隠したおまじない

温かな心の欠片

あなたと駆け抜けた証は

なぞる旅路の向こうに

朝が来て 夜が来て

気が付けば 嗚呼 あともう少し

同じ場所 同じ匂い

それだけが まだ 消えないよ

懐かしい この場所で

強く咲く 小さな光

あなたにも 届くかな

今芽吹く 藍の歌

LaLa……

朝が来て (同じ場所 )

夜が来て(同じ匂い)

気が付けば… (それだけだ)

だから聴いて

あなたへと 届くまで

また芽吹く 藍の歌