歌詞

えぇっ！？で笑われる毎日

それでいい、って思ってたんだ

けど気づかれないこの想いが

積もるたびに、重たくなる

えぇっ！？で済ませるな、僕の本音

冗談みたいに隠してきた声

空気を読んで、誰かのために

一歩引くのがクセになってた

でもね、笑顔の裏側で

削れてる心に気づいてほしい

マスオです、って名前じゃなく

僕として、ここにいる意味を知ってほしい

仕事帰り、買い物袋ぶら下げて

家の灯りがついてるとホッとする

タラちゃんが「パパ！」って走ってくる

その瞬間、僕は救われる

サザエは慌ただしく台所で

波平はテレビに夢中

フネさんは静かに微笑んでる

僕はその間を、今日も滑る

小さなこと、目立たないこと

でも誰かがやらなきゃ回らない

この家は、僕の人生そのもの

派手じゃないけど、誇れる戦場

えぇっ！？で受け流すんじゃない

そこにある想いに気づいてくれ

頼りないなんて言われてもいい

僕は僕なりに、守ってるだけ

ヒーローみたいに戦えなくても

影の中で支えることも

愛なんだと知ってるから

今日も僕は笑ってる

アナゴ君の誘いを断って

真っ直ぐ帰る家があることの価値

時々ふと考える夜に

僕でよかったのかなって自問する

でもその答えはいつもここにある

タラちゃんの寝息、サザエの笑顔

どこにでもある日常こそ

一番守るべきドラマだろ？

誰に褒められなくても

派手なことはできなくても

僕は僕で、ここにいる

だから、胸を張って言わせてくれ

僕はマスオ、職業・平和維持

言葉じゃなくて、行動で示す

怒鳴らなくても支配できる

静かなるリーダー、それが僕だ

夜のベランダでひと息つく

誰かに聞いてほしいわけじゃない

でも「わかってくれてる」って信じてる

だから明日も、変わらず家に帰る

えぇっ！？はもう照れ隠しじゃない

それは僕の、優しさの叫び

この家の歯車でいい、でも

止まれば全部、狂ってしまうから

マスオという名に縛られず

一人の僕としてここに立つ

今日も笑顔で、ごはんを食べよう

それが僕の、本音なんだよ