歌詞

街に蕩け出す月光に

息を潜めては 繕っていった

嗚呼、もう馬鹿みたいに

愛を貪って生きてりゃまだ

この目を許せない

誰も彼も眠れない

音がこの街、この日々の夜に響く

月の下の僕達は

光の雨を纏って

夜に名前を描き出してる

踊ろっか夜明けまで

どうしようもない日々も

瞬く間に

僕らの虜になってる

踏み切ったステップも

煌めいた音楽も

ここでは月の下で

嗚呼、照らされては溶けた

慣れた口笛を吹いて

朝を遠ざけた

高鳴る鼓動

嗚呼、もう誤魔化して

宵で君を抱きしめたら

眠れる気がした

酔いも夢も醒めないで

祈るように照らされた影が揺れてる

この刹那が煌めいて

夜が永遠のものに思えただけで忘れられたの

踊ろっか飽きるまで

どうしようもない夜も

2人でいれば

それほど悪くはないでしょ

不器用なステップも

寄り添った音楽も

ここでは月の下で

嗚呼、騙されては溶けた

駅前の時計台さえ

僕らを急かしているけど

途切れそうな旋律を

掴んで離したくない

踊ろっか夜明けまで

光に溶けても

抗えずに

零れてく時の中で

移ろいの夢さえも

今だけはリアルさ

月の下で願うのは

嗚呼、終わらないこの瞬間