花と名付けるまでもなくのジャケット写真

歌詞

花と名付けるまでもなく

離想宮

世界堂をちょっと過ぎたところで

元カノの今の女とすれ違う

あいつ相変わらず

性格悪そうなやつが好きだな、なんて

一度自分を刺した方が

悪口は言い易い

今日行きたかった場所を

すっかり忘れてしまった気がする

昨日ミナだった子が今日はリサになって

一度きりの名前を

夜に溶かしている

美しくも危うくもない

花と名付けるほどじゃない

道端の苦しみと幸せと

愛、疎外、不安、出会いと別れ、

そして少しの歌!

ラ、ライ、ラ…

派手な格好をした女たちが

手を繋いでアイソから出て消えてゆく

あたしの瞼のグリッターより

きらきらした日々だ

とっくにカクテルの味なんかわからないんだ

昼間の透明さが嘘のように

極彩色の夜を超えて羽ばたく

交わす言葉はあたしたちの公用語で

視線すらも心地よいスポットライトだ

自分らしく生きようと思わなくても

あたしたち自分にしかなれない

悲しみも怒りも誰にも渡せない

渡さない

全部背負ってあしたを飛ぶんだ!

ラ、ライ、ラ…

  • 作詞

    離想宮

  • 作曲

    離想宮

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    花と名付けるまでもなく

    離想宮

アーティスト情報

  • 離想宮

    離想宮(りそうきゅう) 2019年から「離想宮」という名前でシンガーソングライター活動を開始。 アーティスト名はフランスの郵便夫が30年以上かけてひとりで作り上げた建造物「シュヴァルの理想宮」にちなむ。 バックボーンであるクラシック音楽と民族音楽を取り入れたナンバーで個性を示す。 作詞、作曲、ミックスダウン、MV(アニメや映像撮影・編集)全てをたった一人で行うスタイルや、 ド田舎の一般OLがこれをやっているというオモシロ感、 人間の感情を鋭く描いた現代的な歌詞がネットの一部のリスナーに評価されている。 自称している音楽ジャンルは「闇のみんなのうた」「ポップ日本歌曲」等。 夢や希望や明るい未来をあえて押し出さず、現代を生きる人間の生きづらさに寄り添った、後ろ向きなりに前向きな楽曲制作を目指している。

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